前回のお話
無事に娘のこはるちゃんをキレイに洗い終えた夫のいちろうさん、すかさず「そしたらこはるをバスタオルでしっかり拭いてマットに寝かせてね」妻のかおりさんに言われて大急ぎでこはるちゃんの身体を拭きマットに寝かせました。「その隙に急いで大人は着替える！こはるから目を離さないでね」と言われ、慌てて着替えたいちろうさん、その次にこはるちゃんをベビーローションで保湿することに。「赤ちゃんにそんなのいるの？」いちろうさんの疑問に「めっちゃ大事よ。赤ちゃんの肌って大人より水分が少なくて乾燥しやすいの」とかおりさんに言われ、こはるちゃんの身体にベビーローションを塗りました。その後「さぁ急いで服を着せるわよ。身体が冷えたら大変だからね」「おっし！」かおりさんの言葉に気合いを入れたいちろうさんに「ん？」と疑問がわいてきました。
夫が育児をなめくさってる件［６４］
こはるちゃんの身体を洗った後、急いでベビーローションを塗ったいちろうさん、その後「さぁ急いで服を着せるわよ。身体が冷えたら大変だからね」かおりさんにそう言われて気合いを入れたいちろうさんは「ん？」と疑問が、すると「わ～っ！！おしっこ飛ばされた！！」と顔面蒼白になりました。「あらら、まぁしょうがないよ。お股拭いて早くオムツしてあげて」かおりさんに言われ「ひ～！！」と叫びながらこはるちゃんにオムツをしました。
「それにしても、赤ちゃんの着替えって結構大変だよなぁ。オムツは漏れないようにちゃんと履かせてしっかりテープで固定して・・」と着替えの方法を頭の中で思い浮かべました。
「肌着は腕や足をケガさせないように慎重に袖通しして、３か所くらい小さな紐を結んで、ウェアのパッチンボタンをズレないように何か所も留めてようやく完成！！」いちろうさんは完璧にこはるちゃんのお着替えを終わらせました。
そして「ほっ」ため息をつきながら「お風呂入ったばっかなのに汗だくだよ。おしっこかけられちゃったし」と呟いたところ「ブピピ～！プリプリプ～」こはるちゃんが排泄した音を聞いて「はい！全部やり直しで～っす！」いちろうさんは涙ながらに呟きました。
こはるちゃんの全身保湿も終わり、早くお着替えを！と着替えに取り掛かったいちろうさんは、「わ～っ！！おしっこ飛ばされた！！」こはるちゃんにおしっこをかけられて顔面蒼白になるいちろうさん、「あらら、まぁしょうがないよ。お股拭いて早くオムツしてあげて」と冷静にアドバイスするかおりさんとは裏腹に「ひ～！！」と動揺しながらなんとかオムツをしてお着替えに取り掛かりました。「それにしても、赤ちゃんの着替えって大変だよなぁ」とあらためて思ういちろうさん、オムツのつけ方や肌着の着せ方と小さな紐の結び方、さらに上に着たウェアのパッチンボタンの多いこと！それをズレないように留めてようやく完成！と思いきや、「ブピピ～プリプリプ～」こはるちゃんのお尻から気持ち良さそうな音が聞こえ「はい！全部やり直しで～っす！」いちろうさんは振り出しに戻った虚しさから涙を流しました。
こはるちゃんのおしっこに動揺するいちろうさんと、冷静にその後のオムツや着替えを促すかおりさん、その差は歴然ですが、いちろうさんがんばってください！！
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
［作者］くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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