前回のお話
両親から愛情を受けられず、愛されている弟の名前を名乗っていたさあやちゃんでしたが、２年後に再会したさあやちゃんは自分の名前をちゃんと名乗っていました。まるさんの息子アキくんと遊ぶさあやちゃんを見ながら、「やっと今、さあやは『さーちゃん』として生きていけるようになったんです」と涙ながらに嬉しそうに話すおばあちゃんに思わずまるさんももらい泣き。おばあちゃんの愛情をしっかり受け取っているさあやちゃんの笑顔は輝いていました。
放置子おーちゃん１２６
２年前とは違い、自然な笑顔を浮かべるさあやちゃん。
アキくんと一緒に地面にお絵描きなどをして遊びました。
３０分ほど経ち「じゃあさーちゃん」とおばあちゃんが声をかけると、さあやちゃんが遊びをやめて立ち上がりました。アキくんはまだ遊びたそうです。
「アキくん、アキくんのママ、ありがとう！」しっかりとお礼の言葉を伝えるさあやちゃん。
さあやちゃんが帰ろうとしていることを察したまるさんは、「さあやちゃん、あの・・・」と思わず声をかけます。
しかし、とっさに声をかけたものの何を言えば良いかわからず言葉が出てきません。
なんとか捻り出した言葉は「げ、元気？」と自分でもなんじゃそれ！と突っ込みたくなるような一言。
まるさんのタイミングのズレた「元気？」の問いかけに、しばらく間があいた後さあやちゃんは「うん！元気だよ！」とにっこりと満面の笑みで答えました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
［作者］まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
［編集コメント］ママ広場編集部
さあやちゃんの笑顔から幸せなことが伝わってきますね！
