自分を取り戻した女の子を涙ながらに喜ぶ祖母にもらい泣き。放置子にロックオンされた話【125】|まるの育児絵日記

前回のお話
両親からの愛情を受けられずまるさんにしつこくつきまとっていたさあやちゃんは、2年後に再会すると昔のことをまるさんとアキくんにしっかり謝ってくれました。アキくんはさあやちゃんを覚えておらず「かげぼしさあやちゃんだよ」とまるさんが伝えると「今はね、ひあたりさあやだよ!さーちゃんって呼んでね!」とにっこり。以前は親に愛されたくて弟の愛称である「おーちゃん」という名前を名乗っていたさあやちゃんが、今はちゃんと自分の名前を名乗っている姿を見て、さあやちゃんが2年前よりも幸せなのだと感じたまるさんでした。

放置子おーちゃん125



さあやちゃんは、「おーちゃん」から「さーちゃん」に戻りました。

さあやちゃんとアキくんが遊んでいるのを見守っていると、隣にいたさあやちゃんのおばあちゃんがポツリと口を開きました。

「本当は・・・弟のおうすけと、ああやって・・・遊びたかったんでしょうね」アキくんと遊ぶさあやちゃんを見ながら涙を浮かべるおばあちゃん。

弟のおうすけくんと一緒に住んでいた頃は、さあやちゃんはおうすけくんに触れることすら許されなかったそう。

「やっと今、さあやは『さーちゃん』として生きていけるようになったんです」にっこり微笑みながら涙を流すおばあちゃん。

まるさんも思わずもらい泣きしてしまいます。

「さあやの為に私も長生きしないと!」と力強く話すおばあちゃんに「はいっ!」と頷くまるさん。

陰から陽の当たる場所に移ったさあやちゃんの笑顔は輝いていました。

次の話

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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集コメント]ママ広場編集部
おばあちゃんがさあやちゃんの幸せを心から願っていることが伝わってきますね!元気に長生きしてほしいです。

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