前回のお話
娘こはるちゃんがすやすやと寝息を立てるのを見て、「今回はたまたま上手くいっただけ。これで絶対に寝るなんて方法はないわ」という妻かおりさんが言うも、気軽に考えている夫いちろうさん、「あなたなりの寝かしつけ方を見つけてね」と言われ「オッケ~!じゃあ僕も寝るよ。かおりも寝なよ」とあっけらかんと言ういちろうさんに、かおりさんは「はぁ~・・何が『オッケ~!』だよ。ほんっとになめくさってんなぁ・・何だかんだ言いながら育児を学ぶ気はありそうだけど・・不安だわ」と呟きました。
夫が育児をなめくさってる件[42]
こはるちゃんを寝かしつけた後、育児をなめているいちろうさんも「じゃあ僕も寝るよ」と寝てしまった後、いちろうさんの育児に不安を感じていたかおりさんは、「ふぅ・・私も今のうちに寝ないと」と呟きました。
その時、フラッと体が揺れて「!?」かおりさんは立っていることができず、思わずキャビネットにつかまりました。
「・・・」何が起きたのかわからず、かおりさんは言葉を失います。
「え・・なに・・?今・・失神しかけた・・!?」突然の状況に、自分自身に起きたことにもかかわらず理解に時間がかかります。
そして「私ももう限界なんだ!!」そう悟ったかおりさんは、「私がしっかり休める環境を作らないと、こはるの命に関わる!!」とあらためて実感しました。
「もっと・・もっと厳しく教えなきゃ!!」いちろうさんにしっかり育児を教えなければ!とかおりさんは心に誓いました。
こはるちゃんがすやすやと眠っている間に、「ふぅ・・私も今のうちに寝ないと」と思ったかおりさん、すると、突然フラッとして立っていられず思わずキャビネットにつかまりました。突然起きた自分の状況を理解できないかおりさん、そして「私ももう限界なんだ!!」と極限状態まで疲弊しているのだとあらためて感じます。「私がしっかり休める環境を作らないとこはるの命に関わる!!」そう思ったかおりさんは「もっと厳しく教えなきゃ!!」といちろうさんに育児を教えることがこはるちゃんを守ることにつながると見に沁みて実感しました。
かおりさんが極限状態に至っていると、全く気づいていないいちろうさん、こはるちゃんとかおりちゃんのためにも、しっかりと育児を覚えていただきたいですね!
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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[編集コメント]ママ広場編集部
か、かおりさん!!毎日こはるちゃんに気を配って生活し、何かあっては!と気を張る日々、いちろうさんがかおりさんにとって少しでも助けになることを祈るばかりです。