児相が下の子を保護することだけは異常に悲しむ母親。放置子にロックオンされた話【120】|まるの育児絵日記

前回のお話
公園で2年ぶりに会った、かつては放置子の疑いがあったさあやちゃんと一緒に来ていたおばあちゃん。さあやちゃんが急にどこかへ走って行ってしまうと、おばあちゃんはまるさんに、さあやちゃんのお母さんの話をし始めました。結婚を反対したことがきっかけで亀裂が入り、音信不通になっていたといいます。

放置子おーちゃん120



孫が2人も生まれていたことを、おばあちゃんは2年前に初めて知ったそうです。

孫のことを知ったきっかけは児童相談所から連絡がきたことです。児相の話を聞いて初めて孫がいることも、長女のさあやちゃんの状況も知ることとなりました。

家を出てしまって以来、おばあちゃんは久しぶりに会ったさあやちゃんのおかあさんである娘と話をすると

さあやちゃんをスーパーや公園へ置き去りにしたり、雨の中雨具なしで歩かせたり、まだ5歳だった当時に1人でコンビニに自分の朝食を買いに行かせたりといった全てはさあやちゃんの自立のためにしたことだ、さあやちゃん自ら望んでやっている、さらには弟のおーちゃんはかわいいけれどさあやちゃんは可愛くないなどと言っていたそうです。

実の娘であるさあやちゃんになんてことを。おばあちゃんは驚きましたが、お母さんからは、かつて自分の幸せ(結婚)を反対したおばあちゃんに恨み節しか出てきませんでした。

そして、ものすごい形相で、「毒親」とまくしたてました。

お母さんはおばあちゃんと縁を切っていましたが、児相から連絡があった時に実家と連絡が取れない場合はおーちゃんを保護すると言われのだと涙ながらに語ったそうです。

「なんでさあやだけじゃなくて、おーちゃんまで取られないといけないんだよ!!ふざけんな!」
というお母さんの言葉を聞いて、おばあちゃんは青ざめて何も言葉が出てきませんでした。

児相が介入して、さあやちゃんはおばあちゃんに引き取られることになったという経緯はわかりましたが、お母さんのおーちゃんだけを大切にすることばが悲しくなってしまいました。さあやちゃんにはお母さんの発言が伝わっていないことを願うばかりです。

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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集コメント]ママ広場編集部
大切な子どもを突然児相が保護すると連絡してきたら動揺する気持ちはわかりますが、お母さんのあまりにも偏ったおーちゃんだけへの愛情に絶句してしまいます。

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