前回のお話
息子のトウマが6年生になったある日、学校から電話がありました。内容は「授業中に隣の席の女の子を叩いて髪飾りを壊して泣かせてしまった」というもの。
人の話を聞かない、いいかげんなところはあるものの人を傷つけたことがない息子の行動に何があったのかと驚きました。
相手のお宅に謝罪と弁償をしたいとと先生に伝えるとケガもなく髪飾りも100円のものなので先方も気にしてないでと返答があったそうですが、おそらくうちの子とは金輪際関わらないようにという感じなのではないかと思いました。
小学生男子のトリセツください[8-2]
学校から帰って来たトウマにことの経緯を確認すると、授業中に隣の席に座っていた女の子の頭に虫がとまったのを見つけたそう。
その子が虫が苦手なことを知っていたトウマは、止まっていることに気づいたら女の子が泣いてしまうかもしれないと思い、先に虫をやっつけようと思って叩いたところ髪飾りが取れ女の子が泣いてしまったとのこと。
虫は逃げ、髪飾りを壊し、女の子を泣かせてしまった息子。息子なりに理由があったにせよいきなり頭を叩かれた女の子。さぞかし驚いたでしょう。さらに髪飾りを壊してしまったのですから、泣きたくなるのも当たり前です。相手を傷つけようとして叩いたわけではなかったことに安堵したものの。これをしたらどうなるか。を考えずに行動してしまった息子に責任があると私は考えました。
ママ広場オリジナルマンガ「小学生男子のトリセツください」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。