お子さんのお手伝い何歳から始めましたか?
どんなお手伝いをお願いしていますか?
最近、我が家の4歳娘はよくお手伝いをしたいと言ってくれるようになり、娘ができそうなことをお願いしています。
例えば、
・娘の洋服や保育園で使用しているタオル類等の洗濯物を畳む
・食事の配膳(娘の分)
・食事の簡単な盛り付け
まずは、自分のことを自分でできるようにさせようと思い、主に娘自身に関わってくることをお手伝いとしてお願いしています。
つい最近の話ですが、お正月休み明けで保育園がまだ自由保育期間のため、お弁当が必要でした。
お弁当を持っていけることを知った娘は、「お弁当のお手伝いがしたい!」と。
最初はどうしようか迷ったものの、すごく嬉しそうに言うのでやらせてみることにしました。
お弁当の中身は、
娘の大好きなミートパスタ・卵焼き・ミートボール・チーズ・ミニトマト・レタス・みかん・りんごのゼリーで決定。
いざ盛り付け!といってもお弁当の盛り付けっていつもどこに何を入れようか私でも迷うし、どうやらせようか・・・(;O;)汗
まずは、娘が一番やりやすい「ミートパスタ」を詰める作業をお願いすることにしました。他の食材は私と一緒にどこに詰めるか配置を考えてできそうなところを詰めてもらい、娘のお弁当に食材を詰めるお手伝い無事完了!
女の子だからか、料理やお菓子作りにも興味を示すようになってきて、今回のお弁当に詰めるお手伝いは娘にとって大満足だったようです。お弁当もきれいに残さず食べてきてくれました^^
と途中からエピソード紹介に入ってしまいましたが・・・
お手伝いといっても毎日やっているわけではありません。特に平日は私が時間と気持ちに余裕がなく、娘がやりたい!と言っていることをやらせてあげられていないことの方が多いのが現状。
つい「今度ね」とか「おやすみの日ね」と言ってしまいます・・・。
自分からやりたいって言ってくれることはとても良いことですよね。本当に。
だけど、忙しい時に失敗されてイライラするのいやだなとか、自分でやった方が早いなとか、お手伝いする前に準備しないといけないし大変だなとか思ってしまったり、完全に私の事情が関係している( ;∀;) 反省・・・ですね。
お弁当に詰めることでこんなに喜んでくれるならできる限りやりたいって言ったことはやらせてあげようと感じた日でした。
『お手伝い』がもたらす効果
働くママからすると子どもたちにお手伝いをさせたくても色々と大人の事情もあり、中々やらせてあげられないということありませんか・・・?私はそうなんですが皆さんどうですか??
しかし、子どもにお手伝いをさせることは、多くのメリットがあるようなんです!
メリットかぁ・・・考えたことなかったな。何となく良さそうとか、娘はおままごとの延長線上でやりたいって言ってるのかなって思っていただけだしなぁ・・・。
でも、『お手伝い』を通して、良い効果が得られるのならどんどんやらせてあげたい!!!
ということで、お手伝いをすることでどんなメリットがあるのか調べてみました。
◆親子のコミュニケーションになる
お子さまと保護者のコミュニケーションのひとつになります。ひとつのことを一緒に行うことで、すぐに「じょうずね」「ありがとう」など、褒めること、感謝することができます。
このようにコミュニケーションを取ることで、信頼関係を築いていくことにもつながるでしょう。お子さまの手伝いたい気持ちを大切にし、保護者も一緒になって楽しむことが大切です。◆自立につながる
お手伝いをしていく中で、服のたたみ方や掃除の仕方など、お子さま自身の身の回りのことができるようになっていきます。できることが増えると、お子さまの自信となり、自立につながっていくようになるでしょう。◆責任感が身につく
役割分担をしてお手伝いをお願いすることで、お子さまは「自分はこれをやるんだ」と責任を持って取り組むようになります。そして、保護者から任されていると感じることで、自信となり、責任感を持てるようになるでしょう。◆自分で考える力がつく
どうしたらうまくできるか、どうしたらキレイになるのかなど、ただ言われたお手伝いをするだけでなく、考えながらお手伝いをするようになります。自分で考えて行動することで、考える力が養われるようになるでしょう。◆自己肯定感を育む
お子さまはお手伝いを通して様々な経験をします。初めてのことも多く、失敗したり、そして、工夫したりすることで上手になっていくでしょう。
経験を積むことや保護者に褒められるなど、認めてもらえることで自信がつくようになり、自己肯定感を育むことができます。保護者はお子さまのお手伝いしたい気持ちを大切にしましょう。
お手伝いっていいコトだらけなんですね!
何気なくやっていることでも繰り返し行っていくことで、様々な力を育むことにつながっているのだから「お手伝い」って奥が深いなと思いました^^
【年齢別】どんなお手伝いをすると良い?
■1歳児
・おもちゃの片づけ
おもちゃや絵本を箱や本棚に片づけるお手伝いをしてもらいましょう。おもちゃを片づけるというのは、物を大切にすることと同じ。子どもが1~2歳なら、おもちゃ箱をおもちゃのお家にたとえて伝えると理解されやすいですよ。ただし、1~2歳の子どもにとって出したおもちゃを1人で片づけるのは難しいことです。できないとすぐに辞めてしまったり、飽きてしまうので、お片付け競争をしたり歌を歌うなど、保護者の方と一緒に楽しく片づけるようにしましょうね。・ゴミを捨てる
ゴミをゴミ箱に入れるのも立派なお手伝いのひとつ。保護者の方が子どもにゴミを渡し、片付けてもらいましょう。部屋をきれいに保つことの大切さを教えていきましょうね。・オムツをとる
オムツは、あらかじめオムツセットを作っておくといいです。そして、オムツ交換のときに「オムツセットをとってきてちょうだい」とお願いすると、取ってきてくれますよ。できたときは笑顔で「ありがとう」と、伝えましょうね。子どもは褒められたことがうれしくて、次も手伝ってくれますよ。
もしくは、下の子のオムツセットをとってきてもらうというお手伝いにしてもいいでしょう。下の子どものためにお手伝いをすると、子どもはお兄ちゃん、お姉ちゃんになったという意識が芽生えます。
■2歳児
・スプーンや箸を並べる
保護者の方と子どもが座る位置に合わせて、食器類をテーブルに並べるお手伝いをしてもらいましょう。誰がどの食器を使うのかを丁寧に教え、はじめは一緒に並べていきます。毎日行うことなので習慣化されやすいです。・食べた後の食器を運ぶ
食事が終わったあと、使い終わった食器を子どもと一緒に運びましょう。「みんなで片づけるぞ!」などと、遊びの感覚で始めると子どものやる気スイッチが入りやすくなりますよ。
2~3歳の頃は楽しくなると注意散漫になるので、はじめは割れない食器や調味料だけをお願いするといった工夫が必要です。慣れてきたら、少しずつ大人のお皿にレベルアップしていくといいかもしれません。・ハンカチなどの洗濯物をしまう
例えば、子どもと一緒に洗濯バサミから洗濯物を一つひとつ外したり洗濯物を取り込むときに一旦子どもに渡して、たたむ位置まで運んでもらいます。
たたんだ洗濯物をタンスに収納するお手伝いでもいいでしょう。ただし、2歳の子どもにとって収納は簡単なことではありません。お願いするときは、ハンカチや靴下、下着など、たたんだものが少々崩れても問題ないものにすると「せっかくやったのに…」と、保護者の方がイライラすることが減りますよ。
■3歳児
・タオルなどの洗濯物をたたむ
タオルなど、簡単にできる洗濯物をたたんでもらいましょう。いつも子どもの目の前で洗濯物をたたんでいるのであれば、子どもは保護者の方のことを観察しているので、教えると案外器用にやってくれるもの。
はじめはタオルやハンカチなどをお願いして、慣れてきたら子どもの靴下や下着にレベルアップしていくといいでしょう。子ども用の服であればサイズが小さいので、子どももたたみやすいです。・かき混ぜる、ちぎるといった簡単な料理
おすすめは、ホットケーキ作り。ホットケーキは簡単にできますし、子どもも好きなので張り切って手伝ってくれますよ。火を使うのはまだ危険なので、粉を入れる、牛乳を入れる、混ぜるといったお手伝いをしてもらいましょう。それ以外にもレタスをちぎったり、トマトやイチゴのヘタをとるお手伝いもいいですね。お皿に盛りつけるところまでやってもらうと、子どもは自分が作った料理だと言って喜んで食べてくれます。
・お米をとぐ
お米をとぐお手伝いをしてもらうときは、子どもはお米をとぐ担当、保護者の方はとぎ汁を捨てる担当、というように役割分担をしておきましょうね。
お米をとぐお手伝いは簡単ですが、子どもが得るものは大きいです。お手伝いをしたことがない人は、大人になってもお米の炊き方が分からないもの。自立心を育むためにも、料理のお手伝いは積極的にしてもらった方がよさそうです。
■4歳児
・食器洗い
子どもと一緒に、食器洗いにチャレンジしましょう。ケガには十分に注意したいところですが、子どもは食器洗いをしていくうちにどうすれば割らずにきれいにすることができるのかという感覚をつかむようになります。・玄関の靴をそろえる
玄関の靴をそろえる習慣をつけさせましょう。自分が脱いだ靴はもちろん、家族の分の靴も並べるように教えるのです。靴をそろえることが身につくと、人のお家に遊びに行ったときにも自然とできるようになります。・卵を割るなど少し難しい料理にチャレンジ
あるアンケート調査によると、4歳児の約半数が卵を割るお手伝いをしたことがあるという結果がでています。
卵を割るのは、手先の器用さが求められること。はじめは失敗の連続になるかもしれませんが、焦らず見守りましょう。
■5歳児
・お風呂掃除
5歳児には、水遊びの一環としてお風呂掃除をしてもらいましょう。お風呂場は毎日使うところ。家族のためにきれいにするという責任感が生まれます。
ただし、子どもだけに任せるのではなく保護者の方が一緒に掃除をしたり、離れるときはこまめに様子を見に行くなどの配慮が必要です。・ご飯をよそう
食事の準備をするとき、家族のみんなの分のご飯をよそってもらいましょう。簡単なことのようですが、家族一人ひとりに合わせて量を調節していくのは案外難しいこと。誰がどれだけ食べるのか考える必要がありますよね。・包丁にチャレンジ
料理のお手伝いに慣れてきたら、今度は包丁を使ってみましょう。初めて使うときは子ども用の包丁を用意しておくといいですよ。そして、しっかり包丁を握ること、指を切らないように猫の手にすることなどを丁寧に教え、ゆっくり試していきましょう。
■6~7歳児(小学生)
・郵便物や新聞チェック
郵便物をチェックして、家族に割り振りするお手伝いをしてもらいましょう。新聞や郵便物が届いたら、家の中に入れることを子どもの役割としてお願いすると責任感が養われます。・ご飯を炊く
お米をとぐこと、ご飯をよそうことをしたら、ご飯を炊くお手伝いにステップアップしましょう。ご飯を炊くことは、家族のために必要な家事のひとつ。単純なことに思えますが、案外奥が深いお手伝いですよ。・火を使った料理
包丁や火を使った料理は、難易度がグッと高くなります。初めて火を使うなら、お湯を沸かしたり、野菜をゆでたり、単純なものからチャレンジしていきましょう。そして、ホットケーキを焼いたり、少しずつさまざまな料理に挑戦していきます。できることが増えていくと自信がつき、料理が楽しくなるはずです。
ただし、火事の危険性があるので、火を使うときは必ず大人の人と一緒にしなければならないことを徹底しましょう。