前回のお話
両親に放置されたおーちゃんが警察署で親の帰りを待っていると聞いてから数日後、「ここ数日見てないかも」とマンションの管理人さんに聞いたまるさんは「保護されたのかも」と期待していたのですが・・・ある日、マンションのエントランスでおーちゃんとおーちゃんママに遭遇したまるさん。初めて見たおーちゃんママは驚くほど美人で・・・。
放置子おーちゃん98
初めておーちゃんママに対面したまるさんは、おーちゃんママの美しさにビックリ。
(まぁ、おーちゃんがかわいいからな。ママもキレイなのかなとは思ってたけど・・・)
そう思う一方で、
(この見た目で涅槃像したり、木の棒振り回したりしてたんか・・・)
と、見た目と中身のギャップに驚きます。
ここでハッとあることに気づいたまるさん。
(てか普通に一緒にいるってことは・・・保護されんかったんやな・・・)
今回ばかりはさすがに警察も児相も動いてくれるだろうと期待していたまるさんでしたが、おーちゃんは保護されていませんでした。
まるさんが複雑な気持ちでいると、
「ねぇ!みてーっ!」
おーちゃんが笑顔で駆け寄ってきました。
「今日保育園で作ったの-!みてーっ」
いつものように一方的にしゃべり続けるおーちゃん。
(急いでるのに、おーちゃんの話が止まらんっっ・・・)
まるさんが戸惑いながらおーちゃんママの方を見ると・・・
なんと、おーちゃんママは無表情で立っているだけ。
自分の娘がまるさんを困らせているというのに何も感じないようで・・・
(コラァァァァァ、母ーーっ!!)
堂々と無関心を貫くおーちゃんママにまるさんは心の中で叫びます。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
続きます!
まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
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おーちゃん、保護されなかったのですね・・・。それにしても、おーちゃんママにはおーちゃんが見えていないのでしょうか・・・?(汗)
[ママ広場編集部]