少し前の記事で、小3娘の夏休みの宿題が全然進んでいないと書きました。
そんな娘ですが、私と主人のお盆休み中になんとか宿題を全て終わらせることができました!!
できたんですが。。。
それはそれは大変でした(笑)
まず、一番心配していた読書感想文。
8月上旬にようやく本が決まりました。
本を選ぶにあたり、以前8さんが紹介していたベネッセのサイトを事前に見ておいた私。
サイトで挙げられていた本選びのポイントは4つ。
・感動より面白い本を
・伝記やノンフィクションもおすすめ
・熱中していること・物に関する本
・同じような経験あり
近所の本屋さんへ娘と2人で行き、読書感想文のおすすめ本のコーナーへ。
娘が自分で選んだ本がこちら。
[内容紹介] ふたばのおばあちゃんが亡くなって、ハニーという老犬を引き取ることになりました。そうしなければ保健所などにつれていかねばならないので、ふたばがお母さんを説得したのです。しかし、やがてハニーは重い病気になってしまいました。獣医の先生に相談し、ふたばは両親とともにいっしょけんめい看護しますが、別れの時が近づいてきます。ふたばは、ハニーのために何ができるか必死に考えました……「命」を見つめる感動作です。
ちなみに、娘がこの本を選んだ理由は、犬が好きなこと、ばあちゃんの家で飼っていた犬が昨年死んでしまったことが本の主人公と似ていると思ったから。だそう。
たしかに同じような経験は書きやすいとサイトにあったけど…。感動作は普段ほとんど読書をしていない娘にはこの本で感想文を書くのは少し難しいんじゃ…と思い、私は娘が共感しやすそうな本を探してみました。
私が娘に勧めた本がコレ。
[内容紹介] ぼくんちで、一番いばっているのはかあちゃんです。今朝も朝からガミガミうるさくって、ぼくはハラがたちました。かあちゃんにいいたいのは、何日も同じごはんをつくらないでほしいです。さいごに、かあちゃんはすぐ「早く」っていうけれど、ぼくが「早く」っていうとおこるのは、やめてほしいと思います。
……ぼくの作文を読んだ父ちゃんは大笑いして「かあちゃんはほめるときげんがよくなるんだ。とにかくほめること。パソコンもビデオも扱い方をまちがえると動かないだろ、それと同じさ」扱い方! そうか、扱い方さえまちがえなければ、かあちゃんなんてちょちょいのちょいだ!
哲哉はこうして、かあちゃん取扱説明書を書きはじめたのだが…。
毎日私に口うるさく言われている娘にはピッタリだと思いました。これなら私への不満とかがスラスラ書けそう(笑)
でも、娘は私のおすすめ本は頑なに拒否(たぶん表紙のイラストがかわいくないからだと思う)…。「読むのは私なんだから、私はこっちがいいの!」と。
たしかに読むのは娘だし、まずは本を読まなきゃ始まらないので娘が読みたい本のほうがいいのかなと思い、娘の意見を尊重しました。
本を読むのにはそれほど時間もかからず、すんなり読み終えた娘。
お、イイ感じ!この調子で感想文もすんなり取り組めるか??と思いましたが、やっぱりそこはそんなに甘くなく…。本を読み終えてから感想文に取りかかるまで約1週間。
その間、娘には
「すぐに原稿用紙に書かなくていいから、まずコレを見てノートに書いてごらん?これなら学童でもできるでしょ?」とサイトで見た書き始める前のポイントをメモして渡していました。
・本を読んで心に残ったこと
・自分にも似たようなことがあるか
・読み終わってどんなことを考えているか
・作者や登場人物にどんなことを言ってあげたいか
でも、いっこうに取りかからない娘。メモは見たようですが、ノートには書かない。
「これはどんなお話しだったの?」
「読んでどう思った?」
と聞いても
「うーん。分かんない」
やっぱり、本選びを間違えたか?
「主人公はどんな子なの?」
「え~。誰が主人公か分かんない」
・・・。本当にちゃんと読んだのか???
私と主人がお盆休みに入り、やる日を決めて私が娘に付き添って感想文に取りかかることに。
前日、寝る前に「明日は感想文がんばろうね!感想文が終わったらおばあちゃんの家に行こうね」「うん!」と娘と話していました。
翌朝、弟が部屋にいると気が散るということで、主人と息子は外出。
しかし。
さあ、これで集中してやれる!!という状態になってからも、娘のやる気はまったく出ず、だらだら~ゴロゴロ~。「だって、何書いたらいいか分かんないもん」「だって、○○(弟)だけ遊びに行ってズルいからやりたくない」「だって、・・・」とやれない(やりたくない)言い訳ばかり。
「とりあえず椅子に座れー!!!」
ようやく椅子に座って取りかかっても、いっこうに鉛筆が動かない。
「この前渡したメモは?あれ見て、とりあえずノートに書いてごらん?それを組み合わせたら感想文が完成すると思うよ?」と言うと
「ノートに書くのがイヤ。めんどくさい」と娘。
昨年、一昨年の感想文で、下書きを原稿用紙に清書する作業がすごく疲れたから、最初から本番の原稿用紙に書きたいらしい。
「でもさ、考えながら書くし、途中で直したいときに消さないといけなくなるんだよ。消しゴムで消すのも疲れるよ?」と言っても
「下書きの方がめんどくさいし!じゃあもうやりたくない!!」
となり…
「じゃあもう下書きはいいよ。直接書いたら?」と言うと
「もうママのせいでやる気なくなったし。ママが下書きしろって言うから!」
「もう下書きしなくていいから、最初から原稿用紙に書いていいよ」
「でも、ママが下書きしろって言ったからやりたくない!」
というのを何度か繰り返し・・・
「だから、もう下書きはしなくていいって言ってるでしょー!!さっさと書けー!!」
こんなやり取りを繰り返すだけで、全く進まない読書感想文。
「もうママとはやりたくない!パパとやりたい」と娘に言われ
主人に連絡して帰ってきてもらい、バトンタッチ。
この時点で書けていたのは、タイトルと名前、出だしの一文「私がこの本を選んだ理由は…」のみ。
しばらく2人の様子を見ていましたが、私のときと同じようなやり取りを繰り返す娘と主人。
そしてやっぱり弟が家の中で(別の部屋でも)遊んでいると気が散ると娘が言うので、今度は私が息子を連れて外出。
2時間ほど買い物などでブラブラしていましたが、すでにパパとも買い物に出かけていた息子は飽きてしまい「もうお家に帰りたい~」と…。雨の日だったので外で遊ぶこともできず、帰宅することに。
帰宅すると、床に寝転がっている娘。
「なんでやってないの?感想文は進んだの?」と聞くと
「せっかくやる気だったのに、ママと○○が帰ってきたからやる気なくなったー」と。
「・・・は??(腹立つ~) で、どこまで書けたの?」
見ると、なんとか1枚は書いてありました。
しかし。
「本当はもうちょっと書いたのにさ、パパがダメって言って消しちゃった。もうイヤだ!」
文章がおかしくて書き直しさせられたよう。
娘のやる気はもうゼロ(最初からゼロに近かったけど)。この日はもうムリだと感じ、「じゃあ今日はここまででいいよ」と。
半日で1枚。たった1枚だけど、課題の3枚の1/3は終わった…。
2日後。
再度感想文に取りかかりました。
「ママじゃなくてパパがいい」とまた娘に言われ若干凹みつつ、口出ししたいのをグッと堪えながら息子の相手をしたり部屋の片づけや掃除をしていました。
そして。
取りかかってから意外と早く完成した感想文。
「よく頑張ったね!!やればできるじゃん!見せて~^^」
と、見せてもらってビックリ。
『100%あらすじ』の感想文でした・・・(- _ -)
私が伝えたポイントは完全スルー…。
これじゃあ感想文じゃなくて紹介文だよ…。
主人は、アドバイスすれば怒ってやる気をなくす娘に疲れ、とにかく原稿用紙を埋めればOKとしたようで…。ここからまた書き直させることは私も諦めました。
でも・・・。
かなりの誤字脱字だらけで、最後は原稿用紙に収まらず余白に書いてる…。
とてもじゃないけど提出できる状態じゃない・・・。
「内容はもうこのままでいいからさ(本当は良くないけど…)、間違ってる字とかだけでも直そうよ」と言うと
娘は「もういいの!!ちゃんと3枚書いたからもう終わり!」
と原稿用紙を私から取り上げ、どこかにしまい込んでしまいました。
これはもうお手上げだ。
もう何を言っても娘はやらないだろうな。
間違っていようが何だろうが、とにかく『やった』から良しとする娘(と主人)。
言いたいことは山ほどありましたが、今年はもう諦めました。
来年の読書感想文は、今年の(私の)反省を活かして前もってやり方を考えておかなきゃ…と思いました。
日誌も終わったというので見てみると、かなりの間違いを発見。
「間違ってるところあったから、もう一回見直したら?」
「間違ってるところに印つけたから、そこだけ直しなよ」
と言っても、娘から返ってくるのは「やったからいいの!間違ってても別にいいし」という返事。
私は間違っているところは直してほしいし、正しく覚えてほしいと思うんですが、主人は「宿題なんて親がチェックするもんじゃない」と言います。そういうものなんでしょうか…??
そして、初めての自由研究。(1、2年生はありませんでした)
娘の学校では、自由研究は理科(観察か実験)で、工作は不可でした。
娘が自分でテーマを決められるはずもなく、ほぼ私と主人の合作となりました^^;
内容は、フルーチェを使った実験。牛乳以外で何なら固まるのかを調べました。
実験自体は娘も楽しくやっていましたが、それをまとめるとなると途端にやる気をなくし、「こうやって書いたらいいんじゃない?」と言っても「分かんない!!」と言うのみ。結局、私が書いた下書きを娘がペンで清書し、主人が下書きを消しゴムで消す…というやり方に。それですら「もう書くのめんどくさい!」と途中で投げ出しそうになる娘をなだめながら何とか1日で終わらせることができました。
来年の夏休みを考えると今から気が重いな~と思いつつ、今はとにかく宿題が全部終わってホッとしています^^;