前回の話
へうくんの成長に伴って、くうちゃんの邪魔をするようになりケンカが増えた姉弟。ついに限界を迎え、へうくんにはベビーサークルの中で過ごしてもらうことに。導入後は安全を確保しておけば少し目が離せるので楽になった部分もあるのですが、2人の仲はなかなか良くならず、マキノさんはきょうだい仲について調べるように・・
45)「絶対なる!」先輩ママの心強い言葉にほぐれた気持ち
「やっぱり上の子っていってもまだ小さいし、きょうだい仲良くっていうのは今のうちは難しいのかな・・」
そんな風に思っていたある日のこと、テレビで「きょうだい仲」についてのトピックが扱われているのをみました。
「上の子の『できること』が増えてくると、それが自信に繋がり・・下の子に優しくしてみようかな、お世話を手伝おうかな、という余裕が生まれてくるんです」
というコメンテーターの方の声に、
「なるほど。たしかに今はくうちゃんに怒りまくっちゃってるし、全然余裕ないんだろうな・・へうくんにも遊ぶの邪魔されるし・・」
「下の子のイタズラもハプニングとして笑えるように・・か・・うちもこんな風になる日がくるのかな・・」
と思っいたのでした。
そしてまたある日のこと、
きょうだい児を育てるママ友に、話しを聞いてもらう時がありました。
「こないだテレビでみて・・うちは、上の子が絶対おもちゃ貸さないし、弟もこんな感じで、ほんとに仲良く遊べるようになるのかなあって・・」
と言ったところ、
「なるよ!」
「!」
「絶対なる!」
とニッコリ笑顔で言われて、
先輩ママの断言に近いこの言葉はとても心強く・・この時、とても安心したことを覚えています。
「上の子の『できること』を確認させてあげると、それが自信に繋がり、余裕が生まれてくる。」
それから意識してくうちゃんを褒めるようにしていきました。
「くうちゃん、最近トイレ一人でできるようになってすごいね!もうすぐ幼稚園のおねえちゃんだもんね!」
と伝えると、うれしそうに頷くくうちゃん、
それが良かったのか、たまたまそういう時期だったのか・・そこから徐々にですが、くうちゃんが弟をかわいがる場面が増えてきたように感じました。
続きます。
マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。SNSで育児絵日記を描いています。