前回のお話
お迎えの時に米田先生から、日中はホウサクくんと関わることなく過ごせたと聞いてホッとした赤井ふみさん。朝の出来事を聞いた米田先生が「明日来れる?」と娘ちゃんを気遣うと「あの時は学童に関係のないメモを持ち込んだ私が悪いんだよね」と以前のトラブルのことを自分が悪かったと言った娘ちゃん。それを聞いた米田先生は「その考え方はちょっと危険だよ」と言って・・・。
ムスメが学童でトラブルに巻き込まれたお話70
「えっ!?だってそもそもわたしが学童で不要なもの持ってきたからこうなったんだし・・・」
米田先生の発言の真意がわからない様子の娘ちゃん。
「そうね、それは確かにそうなんだけどね・・・」
米田先生は娘ちゃんに説明します。
「でも他人の持ち物を平気で傷つける行為自体が、そもそも間違っているんだよ」
そもそも傷つける行為自体が間違っているのだから、娘ちゃんが自分を責めてはいけないと諭す米田先生。
「うーんそっか、わかった・・・でもね!私もうこりごりなんよ・・・絶対学童に関係のない物もってきたくないんだ」
米田先生の話しを受け、そう答えた娘ちゃん。
「うん、いいね!!自分を守る方法のひとつとして『持ってこない』を選ぶのはいいね!!」
米田先生は娘ちゃんの考えを褒めてくれました。
「センセイ!!いつまでもケアしていただいてありがとうございます」
優しくも厳しくも接してくれる米田先生に感謝する赤井ふみさん。
米田先生は以前のトラブルが円満解決ではなかったことを改めて謝罪し、
「これからも根気強く彼を見守りますし、指導員一同もっとフレキシブルに対応していきたいと思います」
と言ってくれました。
優しくて頼もしい米田先生の話しにすっかり気を良くした赤井ふみさん。
このあと、とんでもない話を聞くことになるとは思ってもいませんでした・・・。
[71]につづきます。
赤井ふみ
のんびり屋の私と元気いっぱいのムスメ、時々オトンで送る生活で起こったことやわたしの体験談を絵にしています。
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米田先生のような信頼できる先生がいてくれるのは心強いですね!でも、またとんでもないことが・・・!?(汗)
[ママ広場編集部]