前回の話
近々結婚する予定の義兄カズヤさんの新築の戸建てが、義実家の敷地内にもうすぐ完成します。久しぶりに義実家を訪問した美月さんは、義母に誘われて内覧させてもらうことになったのですが、素敵な家だとほめると、突然義母から「この家住まない?」と提案され・・・
[1-2]【夫は母依存】悪い話じゃない・・かも。
義兄カズヤさんの新居を内覧していた美月さんは、あまりにも唐突に「この家に住まない?」と言われて動揺が隠せません。
義母によると、カズヤさんは単身赴任が決まり県外へ行くことになったのだそうです。
『一軒家は開けておくとどんどんダメになっていく』と言われているそうで、せっかくの新築が勿体ないとのこと。
「だから美月ちゃんお願い!」
義母に強くお願いされて、美月さんは困惑してしまいました。
帰宅後、義兄の家に住む提案が義母からあったことを夫のタクヤさんに話した美月さんは
「お義母さんに言われたけど、やっぱりお義兄さんに悪いよ」と、自分の意見も伝えました。
ところがタクヤさんは驚く様子もなく、乗り気なようです。
「兄ちゃん3年くらいで戻ってくるし、その間だけ済むのはどう?家賃かからないし!」
と、美月さんに提案してきたのでした。
それでも義兄の為に建てている新築に、自分たちが最初に住むなんて・・・
まだ迷っているようすの美月さんに、タクヤさんは
「その分、貯金にまわせるしさ!3年あれば結構貯まるよ」と、更に一押し。
タクヤさんの『貯金にまわせる』のことばに、納得した美月さん。
確かに3年間、家賃の分を貯金にまわせたら自分たちの家を建てる夢にも近づけそうです。
悪い話じゃないかも、と肯定的な考えに傾いた美月さんに
「だろ!決まり!!」
義母の提案をすぐに受け入れることになりました。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「夫は母依存」は毎日更新します。
明日の公開もお楽しみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi