前回のお話
みーちゃんの人見知りは成長段階の一時的なものではなく赤ちゃんの頃からずっとでした。和栗ぐりさんはみーちゃんの人見知りを改善するために児童館に行ったり、ママ友同士で遊んだりと人との交流も多くしていましたが、みーちゃんが人に慣れることはありませんでした。コロナ禍で外出が少なかったから仕方ないと言ってくれる人もいましたが、「本当に仕方ないの?何かできることはないの?」と和栗ぐりさんは思います・・・。
人見知りでもこれだけは。[3]
人見知りなみーちゃんとは違い、弟のはーくんは人見知りがあまりありません。
みーちゃんと同じく大変なご時世に生まれ、和栗ぐりさんと2人きりの生活が多かったはーくん。
外出の少なさはみーちゃんのとき以上でしたが、はーくんは人見知りが少なく一人遊びも上手。
楽しそうに遊んでもらっているはーくん。
誰にでも抱っこされて愛想のいいはーくんを見て
「きっと、生まれ持った性格なんだろう」
と和栗ぐりさんは思います。
「・・・みーちゃんも遊んだら?」
そう声をかけてみても、黙って首を振るみーちゃん。
そんなみーちゃんを見て和栗ぐりさんは・・・
「私も人見知りだからわかるんだよなぁ。相手がどんな人なのかよく分からないから何話したら良いのか分からないし。
ありのままの自分をさらけだせないし嫌われたくないし・・・。変なトコ似ちゃったな・・・」
自身も人見知りでみーちゃんの気持ちがとてもわかる和栗ぐりさん。
遊んでもらって楽しそうなはーくんを離れたところからじーっと見つめるみーちゃんを見て
「それにしても、人見知りって損だよなぁ・・・」
と思うのでした。
続きます。
次の話
和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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私も人見知りなのでみーちゃんの気持ち、とってもわかります!みんなの輪の中に入りたい気持ちはあるけれど・・・なかなか勇気が出ないんですよね。
[ママ広場編集部]