前回のお話
人見知りで恥ずかしがり屋なみーちゃんは人前で固まってしまいなかなか挨拶やお礼が言えません。いつもママの和栗ぐりさんが「うちの子人見知りで・・・」「すみません。恥ずかしがり屋で・・・」と相手に謝っていました。みんな笑って「いいよ」と言ってくれますが、和栗ぐりさんは「本当にそれでいいんだろうか?」と思い始めて・・・。
人見知りでもこれだけは。[2]
みーちゃんが赤ちゃんだった頃。
「抱っこ・・・する?」
友達にそう言う和栗ぐりさんの手には、ぴやぁぁぁぁと大泣きしているみーちゃん。
あまりに泣いているみーちゃんを見て
「やめとく・・・」
と遠慮する友達。
そう。みーちゃんの人見知りは、『人見知りが始まる時期』とは関係なく赤ちゃんの頃からなのです。
みーちゃんの人見知りを改善するために児童館に行ったりもしていました。
「あっちの方で遊んでおいでよ」
そう言ってもママのそばから離れずぽつんと一人で遊んでいたみーちゃん。
たまに友達を呼んだり、ママ友同士で遊んだりもして交流もたくさんしていました。
「大きくなったねー」
「みーちゃん!」
友達はみーちゃんに優しく声をかけてくれました。
それでも・・・
みーちゃんはつーんとして人に慣れることはありませんでした。
「本当はとっても活発で・・・今日もみんなと遊んで欲しかったんだけどごめんね。」
人がいると普段の活発さが嘘のようにおとなしくなるみーちゃん。
「仕方ないよ。みーちゃんが産まれた時、ご時世もあって全然外に出れなかったでしょ?気にしないでー」
友達はそう言ってくれたけれど・・・
「コロナベビーか・・・でもみんな人見知りなわけじゃない・・・。
本当にしょうがないのかな?何かできることないかな?」
和栗ぐりさんは、みーちゃんの人見知りを改善するためにできることはないのかと考えるのでした。
続きます。
和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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人見知りや恥ずかしがり屋はその子の生まれ持ったものだったりするので親が言ってすぐに変われるものでもないですもんね。でも、親としては何かしてあげたいと思いますよね・・・。
[ママ広場編集部]