こんにちは8です。
先日、前々から気になっていた「翔んで埼玉」を観に行ってきました。
過去、原作のシュールっぷりに単行本を衝動買いしたことがあるため、今回の映画化の話を知った時、これは観にいかなければと公開日を心待ちにしていました。
話を知らない方にカンタンに説明すると、「東京都民から酷い迫害を受けていた埼玉県民が、紆余曲折を経て、千葉、群馬等を巻き込み東京都民からの差別撤廃を懸けた全面抗争に突入していく」という内容になります。原作者は魔夜峰央さんですパタリロを描かれている方と言えば分かるでしょうか)。
全く内容が分からない方は、公式サイトを見てみるといいかもしれません。
いえ、すみません、見ても分からない気がしてきました。
この作品は平たく言えば「埼玉を徹底的にdisる作品」です。映画もしょっぱなから延々とdisってます。容赦ないです。
しかしその容赦なさと、魔夜峰央さん独特の世界観が全面に押し出されたゴージャスさが奇妙にマッチして、最終的に「がんばれ埼玉!」という気分になっていきます(追い込まれます)。
そして魔夜峰央さんといえば美形。
GACKTさん(まさかの高校生役)を筆頭に二階堂ふみさん(女性ですが、役上では男の子です。魔夜さんの作品ですので)、伊勢谷友介さん(イケメンなのに凄い恰好をしています。特に後半)といった美形の方々がメイクばっちり、デコラティブな恰好で空気のテイスティングおこなったり、特産品対決をおこなったり、秘境へ探検に行ったりします。これだけで何だか分からない感が満載ですが、こうとしか言いようがありません。
ちなみに、魔夜峰央さん作品ならこの方は必須じゃない?と個人的に思っていた京本政樹さんもばっちり居ました。相変わらず素晴らしいシャドウメイクでした。
徹頭徹尾ぶっ飛んでいて面白い作品に仕上がっていると思うので、もし興味がある方は是非映画館で観ることをおすすめします。
この作品は絶対に映画館で観た方がいいです。後日DVDとかで観ればいいや、という方は恐らく、この作品を存分に楽しめないと思います。
それこそ作中に出てくる、婚約会場に急ぐ娘さんのように、突っ込み満載の感想となってしまうことでしょう。
ともあれ、動員数、興行収入共に好調、(特に埼玉で)大ヒットとなっている「翔んで埼玉」。最初の期待通りエンディングまで笑わせてくれる、楽しい作品でした。
この記事を書いた人
◎profile
8広報系の仕事に携わる社会人です。食べることが好きですが、作る方はイマイチ。
ぐりとぐらのカステラを絵本通りに作るのが最近の夢です。