来年小学1年生になる息子の就学時健診と保護者向けの入学説明会が小学校でありました。
そこで言われた先生からのお話にちょっと焦ってしまったことが・・・。
『身に付けさせておいてほしいこと』がけっこう多い
子ども達が就学時健診を受けている間、保護者は体育館で先生からの入学説明会でした。
説明会は配布資料に沿って進められ、入学準備の項目では【学習用具(持ち物)】と【身に付けさせておいてほしいこと】の2点について話がありました。
学習用具については、家庭で準備するものと学校でまとめて購入して入学後に配布されるもの(ノート、ドリルなど)があること、購入の際の注意点など。
家庭で準備する学習用具(筆箱、下敷き、はさみなど)は、学習に集中できるよう『華美でなく実用的なもの』でキャラクター物はできるだけ控えてくださいとのことでした。
文房具などの学習用品については『こういうものを購入してください』という学校からの指定がある場合があるので、購入するのは説明会が終わってからの方が安心ですね。
次に、身に付けさせておいてほしいこと。
大きく[生活面]と[学習面]の目標がありました。
園生活や家庭でほぼ身についていること、教えていることも多いですが、中には「え?それも!?」とか「そんな細かいことも?」と思うようなことも。
生活面
自分のことは自分でする
・早寝早起き、朝ごはんの習慣
・朝の排便の習慣(パンツを全部脱がなくても排泄できる)
・和式トイレでの排便
・一定時間内(25分程度)に食べられる
・服や靴の着脱
・傘の取り扱い
だいたいできているけど、食事にかける時間や和式トイレは練習が必要かも・・・。(保育園も子ども用の洋式トイレなので練習する機会がほぼない・・・。でも、娘情報では小学校のトイレも一部の場所を除いて洋式トイレが多いそう)
また、服については1人で着脱できるだけでなく脱いだ服をたためるようにと。お手伝いで洗濯物をたたんでくれることはあるけど、『脱いだらたたむ』はできていないので家でやっておこうと思います。
傘に至っては、開いたり閉じたりはもちろん、閉じた後にバンドで留められるように、とかなり細かくお話がありました。(雨の日の登校時、スムーズに校舎に入れるようにとのこと。毎年、入学当初の子ども達は苦戦している子が多いそう)
そういえば、保育園はいつも車で送迎だから傘をさして歩くこと自体に慣れていない…。時間に余裕のあるときに雨の日に傘をさして徒歩で登園する経験もしておきたいなと思いました。
物を大切にする
・自分の物もみんなで使う物も大切に扱う
・使ったものの後片付け
・自分の物とそうでない物の区別
・自分の持ち物の整理整頓
持ち物はまず全てのものに名前がちゃんと書いてあることが大切とお話がありました。
年長の息子、たまに保育園のリュックにお友達の服やタオルが間違って入っていたり、自分の服でも普段あまり着ていなかったりすると『自分のもの』と分からないときがあります。
お片付けは、保育園では先生の合図でみんなで一斉にお片付けするのでできているけど、一人でできるのかな・・・。
とにかく、名前付けはしっかりやろうと思います。
聞く・話す
・人の話をしっかり聞く
・「はい」などの返事、「おはようございます」などの挨拶
・「~です」「~ます」で話す
・思ったことを人に伝えられる
挨拶は大丈夫だと思うけど、「はい」とちゃんと返事したり「です、ます」で話すのはできなさそう。
思ったことを人に伝えることも、どんな風に伝えたら良いのか教えたいと思いました。
友だちと仲良くする
・順番など基本的なルールを守る
・意地悪や乱暴をしない
当たり前のことではありますが、新しいお友だちも増えますし、保育園と違い休み時間など先生の目が届かない時間も増えるので、お友だちと仲良く過ごせるよう再度しっかり確認しておこうと思います。
安全に気を付ける
・交通ルールを守る
・「室内を走らない」「遊具など安全な使い方をする」「知らない人の誘いにのらない」など安全を意識した行動
保育園の行き帰りや買い物など、出かけるときはほとんど車移動なので、車が通る道を一緒に歩くということをほとんどしていない・・・。
落ち着いているときに交通ルールを確認すると分かってはいるようなのですが、テンションが上がっていたりするときは危険です。通学路を一緒に歩いて危険な場所を確認しようと思います。
防犯訓練は保育園でもやってくれていて『いかのおすし』の標語は言える息子ですが、実際に理解しているかは微妙な感じ。
ひらがな、数字、時計の読みも!?
学習面
これは「できれば入学前にある程度やっておいた方が入学してからスムーズに進めます」とお話がありました。
ひらがな
読み、書き。少なくとも自分の名前はちゃんと読み、書きができると良い
数字
1クラスがだいたい30人くらいの予定なので、1~30くらいまで読める、数えられると良い
時計
小学校では自分で時間を見て行動することが大切になります。普段の生活から、「~は~時まで」など時計を意識した行動をしておくと良い
学習面に関しては、入学してから授業でやるから先取り学習する必要はない、という意見も聞きますが、説明会ではっきり「やっておいた方が良い」と言われたことにちょっと驚きました。
ひらがなの読み書きと数字に関しては、コロナで登園自粛していた期間にいい機会だと思いやり始めていました。まだたまに迷ったり間違えることもありますが、ほぼできていると思います。
時計の読みも少しずつやっていますが、こちらはまだ難しいようです。ちょうどの時間は読めますが、何時何分というのはヒントを出したら何とか読める感じです。
ひらがな、数字も時計も、入学前までに完璧にできていなくても良いと思っていたけど、少しくらいやっておこうかな程度で始めていた家庭学習。今回の説明会で先生に言われたことで「やっておいて良かった」と思ったと同時に、入学までにもう少し頑張っておいた方がいいかも・・・と焦りも感じました。
入学までの残り5ヶ月をどう過ごすか
説明会の翌日に、保育園からも就学を控えてのこの時期に準備しておけることついてのお便りをもらいました。
内容は小学校の説明会での内容とほぼ同様でしたが、次のようなことが書かれていました。
『小学校入学は子ども達にとって大きな期待であると同時に、不安なことでもあります。まわりの大人は「そんなことをしていると小学生になれないよ」などの子どもが不安になってしまうような言葉がけでなく、「学校は色々なことを教えてくれて、新しいことができるようになる」「友達がたくさんいる楽しいところ」など入学が楽しみになるような言葉かけに気を配りましょう』
入学説明会で言われた『やっておいたほうが良いこと』が思ったより多かったことで親の私自身も不安や焦りを少し感じましたが、子どもを不安にさせないよう意識しながら、入学までにやっておけることをしっかりやって入学後の小学校生活が少しでもスムーズにスタートできればいいなと思います。
みはるママ
小5娘、小1息子を育てるアラフォーママ。