子どもの頃、何を習っていましたか?そんな質問に、今回はなかざわ腎泌尿器科クリニック院長、中澤 佑介先生にお答えいただきました。
子どもの頃、何の習い事をしていましたか?
一般的な習い事をさせてもらっていました。書道、水泳、学習塾、剣道をしていました。
やっていて良かったなと思った習い事はありますか?
個人的に良かった習い事は学習塾と剣道です。
学習塾に関しては仲のいい友達が行っているので、親にはじめて自分で行きたいといって、行かせていただきました。是非が問われると思いますがクラス分けなどによる競争社会に身を置いたこと、県外高校への通学(小生は滋賀県在住でしたが京都府内の高校へ進学しました。)といった見識の拡大、また、勉強する必要性・モチベーションを向上できたので良かったと思います。
剣道に関しては剣道では他人を尊重する礼の精神が磨かれ、社会人としての成功に必須な「コミュニケーション力」の向上にも役立ったと思います。また、良いか悪いかはこのご時世なので何とも言えませんが厳しい先生に教えていただいたので、あの手この手を用いてみんなで厳しい練習を乗り越えていったので色んな意味でチームワーク力がついたのかもしれません(笑)
習い事以外にハマっていたものは、特に今思い出してこれといったものはないですが、ゲームはしていたと思います。
もし、子どもに何か(習い事や体験)をさせるなら何をさせたいですか?
基本的には子どもがしたい、やりたいといったものをさせることがいいと思います。「好きこそものの上手なれ」という言葉の通り、人は、好きなことであれば積極的に取り組み努力し続けることができるので、自然と上達していくと思います。ただそこで、子どもなので「休みたい、辞めたい」といったときにいかに親が背中を押して応援できるかが大事だと思います。
私見になりますが、習い事は「楽しくさせるだけでいい。」という言葉を保護者の方や指導者の方がおっしゃっているのをよく耳にしますが、物事を突き詰めた先や一生懸命やった先にわかる楽しみ、成功体験が大切だと個人的には思います。そして、目標に向けてチーム一丸になることが大切だと思います。
最後に、これをやれば成功するという習い事はないと思います。ただ、どんな習い事でもいいから、しっかり続けられたということや一生懸命やったことによる成功体験が、その後の人生のプラスになるのは間違いないと思います。
[執筆者]
中澤 佑介(なかざわ ゆうすけ)先生
なかざわ腎泌尿器科クリニック院長
[プロフィール]
【資格】金沢医科大学 医学博士、日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医、
2003年 京都府洛南高等学校 卒業
2012年 金沢医科大学 医学部医学科 卒業
2012年 金沢医科大学 氷見市民病院 初期臨床研修医
2014年 金沢医科大学 泌尿器科学 助教
2019年 金沢医科大学 大学院 博士課程修了
2021年 誠美会 池田クリニック(非常勤)
2021年 なかざわ腎泌尿器科クリニック 院長
2023年5月 金沢駅前にメンズヘルスクリニックを開院予定
患者さんに近い立場で専門的医療を提供したいという想いから、クリニックを開設。男性だけではなく、女性にも身近な泌尿器科クリニックを目指しています。
なかざわ腎泌尿器科クリニック
https://www.nakazawa-cl.jp/