これからの時代はワールドワイドの時代!まずは英語からと考えられる親御さんも多いのでは?
今回はMCA達成&成功コーチング代表 福田 美智江さんにお伺いしました。
幼少期からの英語教育、メリット・デメリットは?
日本語の周波数は125~1500ヘルツに対して米語は1000~5000ヘルツであり、英語は2000~12000ヘルツです。ですから幼少期から耳が慣れていない日本人には聞き取れない英語(単語や文章)が多くあります。早い時期から英語の音声を聞いていると、その周波数に耳が慣れるため、それに準じて発音もネーティブに近いように舌が動くようになります。
ただし、母国語が疎かにならないことが重要です。日本語がしっかりできることで第2外国語の理解力も伸びます。また、「やらされている勉強」との感覚を持つと英語を早い段階から嫌いにさせてしまうこともあります。
おうち英語ってどうなの?
質問(1)家で親が発音しない方がいいってホント?
聞いたことを真似するのが子どもです。ですから、親の発音のみを聴かせるより、多くの英語を聴かせることが大事になります。
親と一緒に発音練習をして、親子で楽しい時間を過ごすのが幼少期では学ぶモチベーションの後押しになります。
質問(2)おうち英語から習い事へのステップアップのタイミングはある?
お子様に学ぶ意欲が出てきている時がそのタイミングでしょう。
対面でのレッスンであれば、一人でレッスンが受けられるかがポイントになります。
オンラインレッスンであれば、画面の前にしっかり座っていられるかがポイントになります。まずは、体験レッスンを受けられると良いでしょう。
また、「楽しい」「面白い」が学習の後押しになります。
そのようなレッスンが受けられることで英語に対して「良い」印象となります。幼少期に受けた感覚がその後、長くそのお子さんに残ります。英語を話す、聞くのが楽しいと思わせることが大事です。
お家で英語を学ぶ時は、親と一緒の楽しい時間として行うことが良いです。また、外で英語に触れる機会を体験すると、より英語に対して興味を持つようになります。
英語学習が目的ではなく、相手に何かを使う手段であることが体験できれば、英語学習に対しての視野が大きくなります。
親子で楽しく英語教育を行ってくださいね。
[執筆者]
福田 美智江
MCA達成&成功コーチング代表
講師/コーチ
[プロフィール]
17歳まで海外で生活。小学校はポルトガル語教育、中学校は日本語教育、高校は英語教育を受ける。15年間英会話教室を主宰し、2012年にMCAを設立。「MCA達成&成功コーチング」では、自分を知り自分に自信を持ちながら、周囲の人とうまくコミュニケーションを取ることができ、「世界に通用する才能を育てる」活動を行っている。
「英会話コーチング」を小学生~社会人に、傾愛力®講座やセッションを親御さんに、
保育園・幼稚園・学校・教育委員会に研修を行なっている。3人の子どもを持つ母親
MCA 達成&成功コーチング
https://www.mca-coach.com/