助産師ママの豆知識|泣いてるのに寝てる?その夜泣き、実は夜泣きじゃないかも!

生後半年くらいまでの赤ちゃんのその夜泣き、本当に夜泣きですか?

2016年1月31日にNHKで放送され、ママたちの大きな反響を呼んだ番組『ママたちが非常事態!?』。その番組が書籍化されています。

玉川大学脳科学研究所の佐治量哉准教授の研究により、興味深い事実がわかってきました。

睡眠中の乳児の脳波を調べたところ、乳児は眠っているのに動いたり、声を出したり、目を開けることもしばしばある。

そうなの?

と思いませんでしたか?

乳児は眠っているのに動いたり、声を出したり、目を開けることもしばしばある、ということです!

実はここには人間の赤ちゃんの未熟な脳が深く関係しているんです。

そもそも私達の脳は常に活動しています。睡眠中も電気振動を発信しています。この信号が脳に伝わり睡眠中に体が誤って動いてしまうのを防ぐ場所(脳幹網様体)があります。

でも、産まれたての赤ちゃんは、この場所が未熟であるため、脳からの信号が直に体に伝わってしまいます。
このためぐっすり寝ているのにも関わらず体が動いたり、目を開けたりするのです。

ママは夜中に赤ちゃんが泣くと、お腹が空いたのかな?と思いおっぱいやミルクをあげる方が多いですよね、きっと。
でも、赤ちゃんにとって本当は睡眠中なのであれば、起きたと勘違いして逆に赤ちゃんを起こしてしまっている場合も多くあると思います。
この勘違いによって必要以上の夜泣きとなり、睡眠リズムの発達を遅らせてしまう可能性があるのです。

「10秒待つ」を試してみて!

また次のようにも書かれていました。

すぐには抱き上げず、10秒間、様子を見守ってみる。そうすれば、赤ちゃんが本当に目を覚ましたのかどうかがわかるはずです

夜、寝ている赤ちゃんが動いたり声をあげたり、泣いていたら、10秒間は様子を見てあげましょう

もし本当に起きたならその後も寝ないでしょうし、もし睡眠中の電気振動の誤作動なら再び”起きたかな?”の行動はなくなるはずですよね。

個人差はありますが、生後半年くらいになれば睡眠リズムが整ってきて、睡眠に関する脳の機能も発達してくる時期です。

もちろんそれだけが夜泣きの理由ではありませんが、理由の一つと考え10秒間待つ!ことを一度試してみてはいかがしょうか!

今回のおすすめの本

 

「夫へのイライラが止まらない」
「母親であることに自信を持てない」
「なんの地獄かと思った」

ニッポンの子育ては、なんでこんなにツラいのか?
育児の「なぜ?」を最新科学で解き明かす!

育児にマイナスの感情を抱いたことのある母親は、実に9割(※NHKネットクラブアンケートより)。
ニッポンのママたちに一体、何が起こっているのか? 最新科学で迫ってみたら、人類700万年の進化の中に答えが見えてきた──。
ママたちを追いつめる日本特有の社会環境にも触れながら、育児の喜びを取り戻すためのヒントを「科学の目線」から示します。
最終章では「パパ」に光をあて、夫婦間の小さなトラブルやストレスを回避する智恵も紹介。

○育児中の母は、孤独や不安を感じやすいようにできている。
○赤ちゃんの”夜泣き”は、ママを守るための仕組みだった。
○”人見知り”は赤ちゃんがちゃんと成長している証拠。
○”産後クライシス”は男女の脳の違いが原因。
○愛情ホルモン「オキシトシン」は育児するほど増える。

心が楽になる、幸せ子育ての教科書。
大きな反響を呼んだ、NHKスペシャルの書籍化!

大反響を呼んだNHKの「ママたちが非常事態!?最新科学で読み解くニッポンの子育て」が書籍化されたものです。
育児を最新科学で読み解いたものです。ママたちの心が少しでも軽くなりますように。

今後も『知ってる』だけで丸儲けなこと、お届けいたします♡

(助産師じゅんママ)

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