「甘やかせているくらいが丁度いい」お兄ちゃんやお姉ちゃんだからこそ必要なこと|Ribbonの育児ブログ

双子自閉症児ひか・まめと、娘tukiの母で保育士のRibbonです。

お子さんが、「お母さん抱っこして!」「これやって!」と言い、いつまでも甘やかせてはいけないけど、まだまだ甘えてきて、自立できるのだろうかとお悩みの方へ。

「もう大きい子なんだから」「自分でできるでしょ」と、こちらとしては自分でやってほしい気持ちがあるのですが、子どもは抱っこや、してほしいこと(自分でできること)を要求してきますね。

甘やかせているくらいが丁度いい

私が尊敬している、児童精神科医の「佐々木正美先生」のこんな言葉があります。

愛されて育った子どもは、親に無理な要求はしません。甘やかしているくらいがちょうどいいのです

手をかけ、心をかけるのは、甘やかしていると思われるぐらいでちょうどいいと思います。「ママに頼みたいことがあったら遠慮なく言ってね」と言って、子どもがいつでも願いや助けを求められる親子関係を築いておくことも大事です。愛されて育った子どもは、決して無理な要求はしませんし、わがままな子どもにはなりません。





うちの3人の子どもたちは、超がつく程お母さんっ子です。お風呂も寝るのも抱っこも(時々夫ですが)お母さんと一緒が良いのです。

小4の娘は、学校や習い事などで外で頑張っている分、家では「お母さん充電」をしたいようで、よく「抱っこして」と言います。

さすがに立って抱っこは重くてできないので、座ってハグをしたり、寝る前に頭を撫でながらギュっとしています。

下の子との比較

上の子は、下の子が産まれた瞬間、大きい子扱いになります。

まだ小さい赤ちゃんの下の子より、2歳の子も3歳の子も、「下の子より大きい子」になりますね。

でも、下の子がいなかったら、「まだ小さい2歳、3歳の子」でいられるのかなとふと思ったことがあります。

「もう大きいから」は、親の基準で、その子にとっては、今は甘えたくて、やってほしくて、自分でもできるのだけれど、今は充電をしたい時だから、お願いをしているのかなと思えたら、きっと笑顔で「いいよ」と言えるのかなと思います。(内心、自分でやってほしいと思うことはもちろんありますが!)

心が満たされると

うちは上の子と2歳差で、さらに下が双子なので、母の手が全然足りませんでした。・・・

3人とも小学生になった今でもよくそう思うことはありますが、赤ちゃん時代は特にそうで、双子の授乳中に私が動けず、ガーゼをとってきてほしいときや、母乳の子は私が、ミルクの子が娘が飲ませてくれていたことがありました。




「お母さん充電」がいっぱいになった上の子は、お母さんのお願いもすんなり聞いてくれましたし、右腕となって動いてくれていました。

まとめ

子どものやってほしい気持ちを受け入れてあげると、こちらも頼んだことをしてもらえ、良い関係になれますね。それがいつもできるわけじゃないところも、親子なのかなと思います。

「大きい子」だからこそ、甘えが必要で、そこが満たされると、自立も早くなるのかなと、佐々木先生に教えてもらいました。

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