初恋こじらせ夫[21]義母の態度がよそよそしい。夫の告白に愕然


そして週末。予定通り、正志さんの実家にリマちゃんと理恵さんもやって来ました。
「じぃじ、ばぁばこんにちは~」「こんにちは~」「ただいま~」と挨拶すると、「リマちゃん、いらっしゃい~」義母が明るく出迎えてくれました。

「お義母さんお久しぶりです!お土産です」そう言って手土産を手渡すと、「いっ、いらっしゃい~!久しぶりねぇ~、お土産、ありがとね・・」と言われ、「あれ?お義母さん、なんかいつもと違う?」と理恵さんは感じていました。

そして、「リマちゃん、じぃじとお菓子買いに行こうか~」と義父が声をかけると、「やった~スーパー佐伯?行きたい!」とうれしそうなリマちゃん。「リマ!あんまりおねだりしすぎちゃだめだよ。お義父さんすみません~」理恵さんがリマちゃんと義父に声をかけると、「・・気にせんで。じゃあ、リマちゃん行こうか~」そう言って、リマちゃんと義父は出かけていきました。

すると、「・・・」「・・・」「・・・」押し黙る3人に、「なんだろ・・この気まずい空気・・」理恵さんの心の中はモヤモヤ。すると、「えっと、お茶でも淹れようかね~」と義母が言い、「あっ、私がやります!」と理恵さんが言い、

「キッチンお借りしますね」とキッチンに向かうとお茶を淹れて再びリビングに。すると、
「正志・・電話で言ってたことは本気なの?」と義母の声が聞こえました。

「あぁ、うん」と返事をする正志さんの声を聞いた理恵さんが「?」不思議に思っていると、
「そんな、離婚だなんて・・」
義母の驚いた声が聞こえてきて、理恵さんは思わず固まってしまいました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi