[17]初恋こじらせ夫|好きで夫婦になったけれど。夫の気持ちを確かめる覚悟を決めた妻

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前回のお話

地元での同窓会をきっかけに、離婚して地元に戻った幼なじみ聡子さん親子をサポートし始めた正志さんは、しだいに家族を蔑ろにするように。妻の理恵さんが正志さんの幼なじみで親友の裕二さん夫婦に相談し、幼なじみの関係性や同窓会での出来事を教えてもらった所、聡子さんの兄の総一郎さんに「多田家にふさわしいのはお前だった」と言われ、これまでバカにされていたにも関わらず、嬉しそうな正志さんに裕二さんはモヤモヤ。正志さんにとって聡子さんは元カノでも初恋の人でもなく、突然頼られてただただ舞い上がってるだけだと言われ、理恵さんは複雑な心境になるのでした。

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初恋こじらせ夫[17]夫の親友夫婦に相談し覚悟を決めた妻

聡子さんと正志さんは何の関係もなく、突然頼られて舞い上がっているだけだと聞いた理恵さんが、
「噂になってるから2人とも知ってると思うけど・・正志、同窓会があってから、毎週末地元に帰ってるの。私、ずっと実家に泊まってるんだと思ってたんだ」
と言い、

「でもこの前お義母さんから『正志は帰ってない』って聞いたの・・。もしかしたら裕二さんの所に泊めてもらってるのかなとか考えてたんだけど、違うんだよね?」理恵さんの言葉に、「理恵ちゃん・・」と呟く美沙さん。

そして、「私ね、うすうす気づいてたの。正志の気持ちがここにないことに・・」理恵さんがそう言うと、「そんな・・」と裕二さん、そして「正志くんの一時の気の迷いかもしれないよ」と理恵さんを励ます美沙さん。

「ちゃんと正志に確かめてみる」と言う理恵さんに、「大丈夫・・?」美沙さんは少し心配そう。

「うん」理恵さんは覚悟を決めたように言いました。
お互い好きで夫婦になっても、時間が経てば片方の気持ちが無くなることもあると思う。
でも・・自分への無関心はともかく、リマへの態度は許せない。
理恵さんは心の中でそう思っていたのでした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi

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