［１５］初恋こじらせ夫｜「妹にふさわしいのはお前だった」自分を見下していた相手からの予想外の言葉

目立つ存在だった総一郎さんから下に見られていたという裕二さんと正志さんですが、正志さんの就職を機に流れが少し変わったといいます。正志さんが有名企業に就職したということが地元で話題になったそう。

その後、裕二さんは美沙さんと結婚してスーパー佐伯を継ぎ、正志さんは理恵さんと結婚。

その後、聡子さんが結婚して東京に嫁ぐことになった時は旦那さんが高級外車で迎えに来て「さすが聡子！」という感じで地元の女子は特に盛り上がったそう。

そして最近は、地主の多田家の長男で独身の総一郎さんの結婚や後継ぎについての話題ばかりだったそう。ちょうどその頃に開催された同窓会で、離婚して地元に戻ってきた総一郎さんの妹聡子さんのことが話題になったといいます。

そして、同窓会の席で総一郎さんが聡子さんについて正志さんに話したそう。

総一郎さんが「正志みたいな地元の優秀なヤツと結婚すればよかったのにな」と冗談ぽく正志さんに話していたといいます。

予想外の言葉に「えっ？」と驚く正志さんに、総一郎さんはさらに「『多田家』にふさわしいのはお前だったよ」と言ったそう。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

脚本：船井　秋　編集：ママ広場編集部
作画：dechi