3歳息子の「作品」を捨てて大反省…。刻んだだけの折り紙も子供にとっては立派な作品!

ママ広場にお集まりのみなさま、こんにちは!
花粉症と絶賛格闘中のパパブロガー、つぶあんです。

3歳の息子のまめ大福は、最近工作に凝っています。
ハサミとノリをご所望し、ショキショキ、ペタペタと折り紙やA4用紙でいろんなものを表現します。




ある夜。
黄色と緑の折り紙を、これでもかというほどハサミで細かくみじん切りにしていました。

「それは何?」と聞くと、
「キャベツとピーマン!」と元気に答えてくれます。
「きいろいのがキャベツ、みどりがピーマン!」と丁寧な解説付き。

そうこうしているうちに、僕と息子のあとにお風呂に入った妻が上がってきて、ぼちぼち“おやすみ”の時間。
片づけを促しますが、そこはまだイヤイヤ期に片足が残っているまめ大福。片付けるのはイヤがります。
仕方がないので、ハサミやノリ、クレヨンだけ片付けさせて寝室へ。
息子は30分ほどですやすやと寝つきました。




その後、僕と妻は起き出し、妻は洗濯物に取りかかり、僕は片付けの残りをし始めました。
そのとき、僕は「もう明日の朝には覚えてないだろう」と、キャベツとピーマン役をしてくれたこなごなの折り紙をゴミ箱に・・・
あまりに細かかったので、とっておくのも難しいな。と思ったのです。

翌朝。朝活中の僕のもとに起きてきたまめ大福。
いつものようにテレビか音楽を希望かと思いきや、リビングをウロウロ・キョロキョロ。
そして、
「キャベツとピーマンは?」と悲しそうな声で尋ねてきたのです…!
みなさんも似たご経験があるのではないでしょうか?このときの焦りといったらないですよね。
さらに、
「せっかくつくったのに…」と、今にも泣きそうな声でトドメの一言。




僕の頭の中を、あるものがかすめました。
それは、僕がずっと10年以上も書いているブログのこと。
特に最初のころは、無料ブログで誰に読まれることもないブログを、毎日せっせと楽しんで書いていました。
例えばそれが一夜にして消えていたら・・・
「せっかくつくったのに…」と僕も泣きたい気持ちになることでしょう。

僕は光の速さでゴミ箱をあさり始めました。
黄色と緑の折り紙の破片、もとい息子の作ったキャベツとピーマンを、ひとつ残らず探しました。
幸い、昨日の夜のことなので、汚れることもなく、きれいに取り戻すことに成功。
「あ、パパここに片づけてたよー」とごまかしつつ、キャベツとピーマンを渡すと、まめ大福は満面の笑み。
すぐに包丁やまな板のおもちゃセットを取り出して、トントンとおままごとを始めました。

大人には捨てちゃってもいいかなと思えるような、こなごなの小さな折り紙も、子どもにとっては大切な作品。
本業でも趣味でもブログという創作物を作っている身として、そして一人の父親として大きく反省させられる出来事でした。
同時に、息子のクリエイター魂に感動しました!やっぱりうちの息子はBIGになること間違いなし!と親バカ心を発揮する出来事でもあったのでした。

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