「子育てが辛い」って言っていいんだよ…初めてのオンラインカウンセリングで自分に自信が持てました!

オンラインカウンセリング受けてみませんか?

カウンセリングってこころが疲れて困ったとき、助けてもらうものだと思っていました。
わたしが初めてカウンセリングに興味をもったのは育休に入り1年過ぎた頃です。
双子を出産して眠れない日々が始まり、毎日追われるように過ごしていました。
特に1歳前後は毎日がしんどく、あの頃はいつも「つらい」「いつ楽になるんだろう」と考えていました。
さらに、数ヶ月後には職場復帰予定だったため「育児と両立できるだろうか」「今以上に大変になるのでは」という考えがいつもありました。

そんなときSNS上でオンラインカウンセリングを受けた方が「元気なときこそカウンセリングを受け、自分の心のメンテナンスを」と言っていたのを見かけ、カウンセリングは元気なときに受けてもいいんだということ、そしてオンラインでも受けられるんだと知りました。
「今も大変だけど仕事復帰したらもっと大変になるかもしれないから今のうちにカウンセリングを受けてみようかな」と興味がわきました。




実際には、そのときカウンセリングを受けるパワーがなく日に日に忘れていってしまい、職場復帰して2ヶ月目のころにカウンセリングのことを思い出しました。
職場復帰してみて自分が予想していたよりも、仕事をしているほうが精神的に救われる部分があることに気が付きました。
「育休のころより今のほうが元気なのはなんでだろう」
「自分は子育てだけの暮らしで、何を辛いと感じてたんだろう」
「元気な今こそ現状把握のためにカウンセリングを受けてみたい」
そう思って、カウンセリングの申し込みをしました。
わたしもSNSで紹介されていたものと同じオンラインカウンセリングにすることにしました。

・カウンセリングの時間だけあればいいから
子育て中、1人で出かける時間を捻出するのはとても大変なことですが、オンラインなら行き来の時間を気にせず申し込むことができます。
カウンセラーのもとへ足を運ばなくても、ビデオ通話での面談や文章のやりとりでカウンセリングを受けられます。文章カウンセリングを受けてみることにしました。

・文章カウンセリングならスキマ時間でもOK
文章カウンセリングはビデオ通話のカウンセリングより、時間的制約がゆるやかな点が利用しやすいと思いました。
わたしはカウンセリング期間中、まず頭に浮かんだことを箇条書きにし、時間のあるときに詳しく書いていくことにより考えを深めていきました。
考えをすぐにまとめ、文章にする時間やパワーがないときもあります。
そんなときはテーマだけメモしておき、それについて自分がどう思っているかをスキマ時間で考えていました。意外と車の運転中や家事(食器洗い)などをしていると浮かぶ思いなどもあって、自分のペースで頭の中を整理できた実感があります。

・文章カウンセリングなら面と向かうと話せないことも伝えられる
ビデオ通話では相手の顔も、自分の顔もみえてしまうと緊張するんじゃないかと考えました。
仮に音声だけでも、自分がうまく話そうとしてしまい適切な表現ができないことが不安でした。
また、カウンセリング時間が決まっているのでそのための時間を調整する必要があります。
文章は書き直すこともできますし、途中で止めても問題ないので、わたしのような暮らしには合っていたと思います。

こんな人におすすめ


カウンセリングを受けた今では、わたしはカウンセリングを受けたい人ならどんな人でもカウンセリングを受けてよいと実感していますが、やはり最初の一歩に勇気がいる人も多いと思います。
こんな人がいたら、ぜひカウンセリング受けてみることをおすすめしたいです。

・いつも同じ考え(悩み)がぐるぐるしている
・ふとしたときに悩みを思い出して憂鬱になる
・家族や友人には言いにくいことがある
・誰に話したらいいかわからない
・こんなこと話しても仕方ないのではと思う

全部、カウンセリングを受ける前のわたしです笑



カウンセラーは問題を解決してくれるわけではない

自分がぶちあたっている問題を、カウンセラーが解決してくれることは絶対にありません。
カウンセリングを受ける前も後も、そこの問題にある人間関係や環境は変わらずそのままです。
ですが、対話のなかでカウンセラーが自分の話を整理したり、視点を変えて見てみたりする手伝いをしてくれます。
それはとても自然に行われるので気が付きませんが、話し終えたときに問題の見え方がかわって以前より小さなことに感じたりすることができました。

自分の考えを全部受け止めてもらったときの不思議な効果

相手がカウンセラーだから話せた、カウンセリングを受けてよかったと思えた出来事があります。
わたしはカウンセリング中「双子育児のつらさ」についても触れました。
普段人には言えずにいる1番の弱音を思い切って吐き出してみたときのことです。
カウンセラーから「辛かったですね。そんな状況を乗り越え、いままでよく頑張ってこられましたね」と返事をもらったとき、自分の中での「双子育児のつらさ」の比重がすこし軽くなったような気がしました。
その時わたしがカウンセラーに話したのは「本当はずっと言いたいけど、人の目を気にして言えなかったこと」でした。

誰かに聞いてほしいけれど
「みんなも大変な中育児してるのに、自分だけこんなこと言ったらいけないんじゃないか」
「こんなことを言うママだと、周りから否定されないだろうか」
と心配で、弱音は吐いても自分の本当に傷ついているところまでは話せていませんでした。
それをカウンセラーに聞いてもらい「つらかったね」と言ってもらえたことが心の癒しにつながったのだと思います。

話す相手がどう思うかを考えると言えなくなることって結構ありますよね。
カウンセラーは「この人になら話しても大丈夫だ」と思えるような安心感を与えてくれ、思い切っていろいろなことを話すことができ、それが思考の整理にもなりました。



こころの模様替え?マッサージ?

わたしは一気に思いを語り尽くしたので、2週間のカウンセリング期間の後半は、悩みについてなにも文章を打つことができなくなりました。
いままで抱えていた悩みについて考えようとすると、悩みが遠のき、ぼんやりして考えがまとまらないのです。極端にいうと「どうでもいいや」と思えるような感覚です。
問題が解決しているわけでもありません。
しかし、今まで思い出すだけで憂鬱な気持ちになっていたことも、それほど怖く感じません。
わたしがカウンセラーに対し話すことによって、問題と向き合えて、見方を変えられたのだと思いました。
思いを語り尽くしたあと脱力してしまう感覚は、マッサージでいうところのもみ返しに似ているなあ・・・と思いました。

いまでは、衣替えのようだなとも思います。
衣替えではもう着なくなった洋服を捨てて、クローゼットの空気を入れ替えて、大事なものはお手入れをする。
カウンセラーが空気の入れ替え(思考の入れ替え)をしてくれている中、1人で考えて凝り固まってしまった思考を捨てて、自分の中で大事にしたい考えを磨いて残しておく。
終わったあとはすっごく気持ちがいいです。

ときどきこころのメンテナンスを


自分の考えの癖や、本当の気持ちを見つめ直すいい機会になりました。
考え抜いたことで悩みを気にしすぎることがなくなり、自分に自信がついたようにも思います。
今は考えをまとめて書けなくなってしまいましたが、また気持ちが滞ってきたらカウンセリングを受けたいと思っています。

あたらしい季節やなにかの節目に髪を切ってさっぱりした経験はありませんか?
カウンセリングと聞くとハードルが高いですが、気分転換に美容院へ行くくらいの感覚で受けてみると、驚くほど楽になったり、すっきりすると思います。
美味しいものを食べる、好きなスポーツをする、読書、ひたすら寝る・・・
ひとそれぞれ心のメンテナンス方法はあると思いますが、その1つにカウンセリングもぜひ利用してみてもらいたいです。

つな
平成元年生まれが令和元年に双子を出産しました。 双子育児の様子をすこしずつ書いています。

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