友達にお菓子を奢ってあげることが嬉しくなったレン。毎月500円のお小遣いはすぐに使い切ってしまっても友達に奢りたい気持ちが強く、
私の財布から少しずつお金を盗るようになっていまいました。ある日、またお菓子を買うお金を盗ろうと私の財布を開けたレンでしたが、たまたまその日は細かいお金が入っていなかったので、困ったレンは・・・。
[4]小学生のお金トラブル|ママ広場オリジナルマンガ
お小遣いを使い切り、私の財布から取ろうとしたらお金が入っていなくて困ったレンは、友達に伝えました。
「ごめん、ボクもうお金使い切っちゃった。
カイトと僕が奢ったから、次はシュンの番ね。」
「1,000円持ってきて」
もちろん悪気などなかったのですが、おこづかいをもらっていなかったシュンくんは困ってしまいました。
「でもカイトにもレンにも奢ってもらったから・・・。」
仲間に奢ってもらったから次は自分の番。そう思ったシュンくんは、お家に帰ってさっそくお母さんに伝えたのです。
「ねえお母さん、1,000円ちょうだい。友達に持ってこいって言われたんだ。」
そう聞いたお母さんは心穏やかではありません。シュンくんがいじめられてお金を要求されているのかと思ったのです。
「お母さん今はお金持ってないから・・・今は渡せないよ。」
もちろんお母さんは断ります。
「でもレンが言ってるから・・・」
心配したシュンくんのお母さんは、すぐに学校に電話をし、相談しました。
「シュンがクラスの子・・・レンくんからお金を要求されているようなんですが・・・」
こうして3人が親には内緒で外で物を買っていたことが判明したのでした。
[5完]へ続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「小学生のお金トラブル」最終話は明日公開します。お楽しみに!
----------------
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本 ママ広場編集部 編集・作画 マッマ
マッマ
2017年と2019年生まれの兄妹を育てています。