「お母さん、私...」子どもの気持ちのモヤモヤを聞き出す方法。親はどう対応する?|Ribbonの育児ブログ

双子自閉症児ひか・まめと、娘tukiの母で保育士のRibbonです。
お子さんが、「あれ?何だかいつもと様子が違うな?」と思うことってありますか?

9歳小4の娘tukiのことです。
最近、自分でできることも「お母さんやって」と言い、とても些細なことで、しくしくではなく、「えーーーーん」と声を出して泣きます。

もう大きい子と認識していた我が子がこのような状態の時、親はどんな姿勢でいれば良いのか、どんな言葉をかけると、子どもの気持ちのモヤモヤを聞くことができるのか、親の受け止め方について、実践したことをお話しします。



原因は落選だった

tukiの学校では小3から学級委員ができます。
かなり神経質な娘ですが、人前に出ることが好きで、仕切ったりまとめたりという役割に魅力を感じる子で、(世話焼きなんです)3年生の前期・後期、4年生の前期・今回の後期で4回目の立候補です。

過去3回は「ドキドキする~」「みんなにちゃんと伝えられるかな」と意気込みを言うところも色々考えていたようで、私に話していましたが、今回の4度目の決定前は何も言いませんでした。

きっと心の中で、次も落ちたら親に言うことが恥ずかしいと思ったのでしょうか。

学級委員を決めた日だと私は知らず、いつものように「イイことあった?」と聞いてみると(おやつの時間に、今日あったイイこと話をお互いにしています)
「あーうん、今日学級委員決まって〇〇ちゃんになったよ」と言っていました。

〇〇ちゃんもなりたかったようで、それはその子にとってイイことの話に入るから、そう答えたのかな。
(今日はイイこと話、お休みにしておけばよかったと後悔)

悔しさを口にできなくて

何かあったんだろうなとは思っていましたが、何も聞かず、本人が「抱っこして」という時にしたり、服も脱がせてあげたり、要求に付き合ってきました。
言いたくても言えなくて、モヤモヤ悔しさを1人で抱えていたようです。
泣くこと以外にも、お風呂に入る前に服が脱げないと怒ったり、自閉症の弟が混乱した時、いつもなら優しく声をかけたり見守ってくれますが、「静かにしてー」と怒って言ったり、相当ため込んでいたようです。




気持ち爆発

寝る前、本を読み終えて電気を消したあと、「お母さん、私、学級委員いつやれるのかな」「もう一生やれないかも」と泣き始め、「私は人気がないからできない」と。

私はうんうんと頷き、何も言わず抱きしめていて、落ち着いた時に、「立候補し続けていることが、学級委員になることよりも素晴らしいと思うよ。挑戦し続けるって簡単なことじゃないから、すごく偉いと思う。」と言い、添い寝で娘は寝ていきました。

子どもが泣いている時は、「泣かないの」ではなく、「泣いていいよ」と声をかけることで、さらに大きく成長してからも、自分の感情に正直になれますし、ここは自分の気持ちを打ち明けられる場と、認識できると思うので、そう声をかけています。

  • 存分に泣かせてあげ、気持ちを全て吐きださせる
  • 泣くことで気持ちを切り替えられるきっかけになる

そっと何も言わず、待っていてあげると、前に進むことができるかもしれませんね。

年齢が上がってくると、泣く時、泣く場所を頭で考えて行動するようになります。それができることは成長の証しですが、フッと力を抜く場所は、いつでもここにあるよという姿勢でいたいなと思いました。

まとめ

どんどん年齢が大きくなると、親に話すことが恥ずかしいという感情が出てきますよね。私もそうでした。
子どもの様子がいつもと違うなと感じたときは、普段よりさらに、親が聞く体制を作っておくことが大事かなと思います。

子どもがおやつを食べたり、ごはんのときに、テレビを消して、食べている姿を見たり、一緒にお風呂に入ったり、たまにはハグをしてみたりすることも、話したいと思えるきっかけになるかもしれませんね。

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