[9]捨てられない義母|「いらないって言う側」義母の自己満足な押しつけを全て受け取る夫に義姉がキッチリ論破!

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前回のお話

物を大切にするというより古いものをずっと持っている義母に度々困惑する妻トモミさんは、いつも無理やり持ち帰らされる物たちにうんざり。するとGWになり義実家に帰省した義姉が、義母が自分が捨てたはずの洋服を着ていることにビックリ!「ゴミ袋漁ったの?」と聞くと、「家族なんだから」と返す義母に、「これお返ししてもいいですか?」トモミさんが、ジュンペイさんの中学校時代の体操服を返そうとするのを見て、「本気で言ってるの?」と義母が怖い表情でそう言うと、「母さんは物を大切にする人だから」と言うジュンペイさんに「だからなんなの?」と詰め寄った後、トモミさんに「お母さんから何を渡された?」とたずね、トモミさんが答えると、「うそでしょ?そんなの渡してたの?」と気絶寸前になってしまいました。

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「使えるなら自分で使えば?」ずっと言えなかった言葉

ジュンペイの中学校の体操服を私に渡していたことを知り激怒した義姉が、「自分たちが着れないものを他人に渡してどうするの?」と聞くと、「まだ着れる」と答えると、「だったらお母さんが着ればいい」と一蹴!「まさか、いろんなものをトモミさんに渡してるの??」と慌ててたずねられ、「幼稚園の時に使っていたカバンや小学生の時に作ったカバン」と答えると、あまりの衝撃にガーンと魂が抜けたような義姉に、ジュンペイが「だってヒロムに欲しいか聞いたらうんって言ったし・・」と言い訳するのでした。

そして、「なぁ。言ったよね?」ジュンペイに聞かれて「あ~。言ったけど・・使ってない」とゲームをしながら答えるヒロムと、「私はいらないって言ったよ??」と冷静なツキ。

すると、「あのさ、2人とも」静かに義姉が言いました。「確かに、物を大事にするのはすごくいいことだと思うんだけどさ。2人がやってることって」

「自分達が捨てられないものを他人に押しつけてる『自己満足』なだけだからね。いらないもの渡されても困るだけだから」とキッパリ言うと、「でも・・まだ使えるし・・」となかなか認めない義母に、

「いや、使えるんだったら自分で使えばって話。他人に押しつけるのはよくないよって話をしてるの」義姉の言葉に「いや、母さんは良かれと・・」ジュンペイがフォローしようとするも、「よかれ・・とかの話じゃなくて、」

「ジュンペイはいらないって言う側のはずでしょって話なの。何を母さんと一緒の意見を言ってるの??困るのはトモミさんでしょ?それがわからないの??」義姉がビシッと二人に言い放ちました。

「まだ使えるから」とジュンペイさんの小さい頃に使っていた物をどんどん押しつける義母と、それを止めないジュンペイさんに喝を入れる義姉。「ヒロムが使うって・・」と言ったジュンペイさんが子どもたちにたずねると、「言ったけど使ってない」「私はいらないって言った」と即答。義姉は、「確かに物を大事にするのはすごくいいことだけど、2人がやってるのは自分達が捨てられない物を他人に押しつけてる自己満足なだけ」とキッパリ!「でも、まだ使えるし・・」と言う義母に、「いや、使えるんだったら自分で使えば」とピシャリと返す義母に、「母さんは良かれと・・」ジュンペイさんが助け舟を出すも、「いや、ジュンペイはいらないって言う側でしょ?何を母さんと一緒になってるの?困るのはトモミさんでしょ?それがわからないの??」とトモミさんが言えなかったことをきっちり言ってくれたのでした。

お義姉さんの言葉に、たまりにたまった胸のつかえが一気になくなりました!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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