[11完]捨てられない義母|賞味期限を数年過ぎた食べ物「大丈夫」に喝!義姉の勢いに震え上がる義母と夫

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前回のお話

物を大切にするといいつつ、実際は古いものを押しつけてくる義母に度々困惑する妻トモミさん。ある日休暇で帰ってきた義姉に今まで義母に渡された物を伝えると絶句。「物を大事にするのはすごくいいことだけど、2人がしているのは他人に押しつけてる自己満足なだけ」とバッサリ。その上、「ジュンペイはいらないって言う側のはずでしょ?何を母さんと一緒の意見を言ってるの?困るのはトモミさんでしょ?」と攻め立てた後、「貸してジャージ」と言い、ハサミでチョキチョキと切り出して「雑巾にして掃除すれば」義母が「まだ着れるのに・・」と呟くと「誰が着るの?ジュンペイももう母さんからもらわないで!トモミさんも受け取らないでいいから」と義姉が言い、トモミさんは感動!その後、「まさか賞味期限切れのとか食べさせてないよね?」と詰め寄る義姉に、「今までなんともないなら大丈夫じゃない?」とジュンペイさんが呑気に答えました。

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思い出を捨てられない義母の代わりに処分すると義姉の心強い言葉

自分が使わない古いものは人も要らないとどれだけ言ってもきかない義母を見て、「わかったよ。貸してジャージ」と義姉が私が持っていたジャージを受け取ると、チョキチョキとハサミで切り出しました!義母が驚いて「まだ着れたのに・・」ともったいなさそうに呟くと、「誰が着るの?って話だってば」と言い、義母から物をもらわないこと、不要なものを受け取らなくていいと言ってくれたので「お義姉さん・・」と感激。さらに、「まさかヒロムたちに賞味期限切れのとか食べさせてないよね??」と詰め寄り、「食べたいならお母さんとジュンペイで食べて。ヒロムたちに何かあったら責任とれるの?」義姉がそう言うと、「今までなんともないなら大丈夫でしょ?大ゲサだよー」とジュンペイが呑気に言いました。

ジュンペイの言葉にキレた義姉が「これからどうなるかわからないでしょ?大丈夫って思ってるなら、ジュンペイが食べればいいって話してるじゃん!」と、すごい圧にジュンペイと義母は震え上がりました。

そして、「ごめんね。トモミさん。母さんとジュンペイが。嫌だったでしょ。中学校のジャージなんて、ちょっと黄ばんでたし。本当にごめんね」とヒソヒソ声で言う義姉に思わず感動。そんな風に言われたジュンペイと義母はガビーンと衝撃を受けました。

「一応ね、来た時に少しずつ処分してたのよ。何年もため込んでいるレシートとか・・チラシの山とか」義姉の言葉に、「そうだったんですか?」と驚くと、「思い出がとか、見返すかもって捨てられないのよ」

「でも、処分したものは無くなってるのにも気づかないの。物が多すぎて。きっとためていたのも忘れてたりすると思う。これから少しずつ物を少なくしていく予定なんだけど。本当にごめんね」義姉が続けて謝りました。

そして、「ジュンペイも母に似てるところあるから。処分で困ったら連絡して。私がなんとかするから」義姉の心強い言葉に「ありがとうございます」とお礼を伝え、強い味方がいて、今後はなんとかなりそう。と少しホッとしたのでした。

「賞味期限切れのものを食べさせてないよね?」とたずねた義姉に「今まで何もないから大丈夫」と適当な返事をしたジュンペイさん。「これからどうなるかわからないでしょ?」と義姉に詰め寄られ、ジュンペイさんと義母は悲鳴を上げました。その後、義姉に謝られたトモミさん。これまでも実家に来る度に少しずつ処分していたそうなのですが、思い出を大切にするあまり物を捨てられない義母に気づかれないようこれからも処分していくと言う義姉に、「処分で困ったら連絡して。私がなんとかするから」と心強い言葉をかけられ、「強い味方がいて、今後はなんとかなりそう」と少し安心するトモミさんでした。

曖昧で呑気なジュンペイさんにガツンと言ってくれる義姉がいて、本当によかったですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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