[10]捨てられない義母|「まさか賞味期限切れのとか食べさせてないよね?」義姉のダメ出しがズバリ的中

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前回のお話

物を大切にするという名目で、実際は古いものを押しつけてくる義母に度々困惑する妻トモミさん。休暇で帰ってきた義姉に「今まで何を渡された?」と聞かれ、「ジュンペイの小学生の時のカバンと幼稚園の時のカバン」と答えると絶句。「子ども達が欲しいと言ってた」と言い張るジュンペイさんが子ども達に確認するも、「使ってない」「いらないって言った」と答えて言葉に詰まると、「物を大事にするのはすごくいいことだけど、2人がしているのは他人に押しつけてる自己満足なだけ」とバッサリ。その上、「ジュンペイはいらないって言う側のはずでしょ?何を母さんと一緒の意見を言ってるの?困るのはトモミさんでしょ?」と攻め立てました。

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「雑巾にして掃除すればいい」ジャージを切り刻む義姉に感動

「まだ使えるから」とジュンペイの小さい頃に使っていた物を押しつける義母、そしてそれを止めないジュンペイに喝を入れる義姉は、「確かに物を大事にするのはすごくいいことだけど、2人がやってるのは自分達が捨てられない物を他人に押しつけてる自己満足なだけ」とキッパリ!「でも、まだ使えるし・・」と言う義母に、「いや、使えるんだったら自分で使えば」と義姉がピシャリ。義母に助け舟を出すジュンペイさんにも、「ジュンペイはいらないって言う側でしょ?何を母さんと一緒になってるの?困るのはトモミさんでしょ?それがわからないの??」とこれまでトモミさんが言えなかったことをきっちり言ってくれたのでした。

そして、「でも、だってじゃない!!」と義姉が言い切るも、「まだ使えるし・・」と諦めきれない様子の義母。すると「わかったよ。貸してジャージ」と私が持っていたジュンペイのジャージを受け取って、

ハサミでチョキチョキ切り出したました!「ちょ・・何するの!?」義母が慌ててそう言うと、「これでいいでしょ??雑巾にするの。これで掃除すればいいじゃん」と義姉。「まだ着れたのに・・」と義母はもったいなさそうでしたが、

「誰が着るの?って話だってば。ジュンペイも今後母さんがくれるって言ってももらわないで。トモミさんも不要なもの、受け取らなくていいから」義姉の言葉に「お義姉さん・・」と感激する私。

さらに、「持って帰ったもので使わないものは処分。もし処分ができないなら私が全部雑巾にするから!まさか、お母さんヒロムたちに賞味期限切れのとか食べさせてないよね??」そう言われ義母は愕然。

「え??」義母がそう言うと、「賞味期限切れのものは食べたいならお母さんとジュンペイで食べて。ヒロムたちに何かあったら責任とれるの??」義姉にそう言われたジュンペイが「今までなんともないなら大丈夫でしょ?大ゲサだよー」と呑気に答えました。

義姉が何を言っても「まだ使えるし・・」と言う義母。見かねた義姉が「わかったよ。貸してジャージ」とトモミさんが持っていたジャージを受け取ると、チョキチョキとハサミで切り出しました!驚く義母に「これでいいでしょ?雑巾にするの」と義姉が言うと、「まだ着れたのに・・」ともったいなさそうに呟く義母。「誰が着るの?って話だってば」義姉がそう言うと、義母から物をもらわないこと、トモミさんにも不要なものを受け取らなくていいと言ってくれ、「お義姉さん・・」と感激。さらに、「まさかヒロムたちに賞味期限切れのとか食べさせてないよね??」と言われ言葉に詰まると、「食べたいならお母さんとジュンペイで食べて。ヒロムたちに何かあったら責任とれるの?」と詰め寄ると、「今までなんともないなら大丈夫でしょ?大ゲサだよー」とジュンペイさんが呑気に言いました。

「まさか賞味期限切れのとか食べさせてないよね?」お義姉さんの鋭さに、トモミさん同様感激してしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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