[9]嘘から始まる敷地内同居。夫が「隣の」義実家から帰ってこない。信じられない|ママ広場マンガ

前回のお話

家を出るため新しい家を探すとご主人が言ったのですが、探す気配が全くなく、美月さんがたずねると「ワガママじゃない?俺の親と仲良くしようって思わんの?」と言われ、最終的に義実家に行ってしまったご主人、その後お義母さんから連絡が来るようになったかと思うと、荷物を取りに来たのもお義母さんで・・何もしようとしないご主人にイライラする美月さんでした・・。

嘘から始まる敷地内同居[9]お義兄さんに呼び出された。話ってなに?






タクヤがお義母さんの家に行き、

お義母さんが荷物を持って行ってから1週間・・そして2週間・・

タクヤは、家には一度も足を踏み入れていないようでした。

私は日に日に

「私って・・なんだろ・・。どうしてここにいるんだろ・・」

と考えるようになっていました・・。

そして、ある日の仕事帰りのこと、

「はー・・疲れた」

「美月ちゃん」

家の前で声を掛けられ、誰かと思ったら

「あっ、お義兄さん、こんばんは~。今日は夜勤ですか?」

「そうなんだよ~・・あっ」

突然、何かを思い出したように

「美月ちゃん、明日の仕事終わり空いてる?」

そう聞かれ

「はい。空いてます。」

と答えたところ、

「母さんが持ってた合鍵返すよ。あと・・」

「美月ちゃんに話しておきたいことがあって・・」

「駅前のカフェで待ち合わせどうかな?」

突然のことに驚きましたが

「はい、大丈夫です」

と伝え

「じゃあ、詳しくは明日話すね」

そう約束しました。

そして翌日

「お義兄さん、すみません!お待たせしました」

そう言うと

「全然、呼び出しちゃってごめん・・今日久しぶりの休みで・・」

「ちゃんと話すなら今日かなって・・」

お義兄さんは少しあらたまって

「はい、これ・・母さんが持ってた合鍵。あと一応タクヤが持ってた鍵も持ってきた。」

「ずっと机に置きっぱなしになってたから・・」

そう言って2本の鍵を渡すと

「美月ちゃん、母さんが本当ごめん・・あと、タクヤもだらしなくって申し訳ない・・」

と謝るお義兄さんに

「そんな!お義兄さんが謝ることじゃないです・・」

と答えたのですが・・

その後・・私は初めて義母と夫の立てた計画を聞くのでした・・

[10]に続きます。

「嘘から始まる敷地内同居」は毎日更新します。お楽しみに!

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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本・編集]ママ広場編集部 [作画]dechi

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