前回のお話

「今は一緒にいたくない」と言って家を出て行こうとするななみさん。まことさんは「落ち着けって・・・!一回頭冷やそ!?」とななみさんをなだめようとしました。この言葉を聞いたななみさんは「それはこっちのセリフだよ!いい加減にして!!!」と言って泣きながら家を飛び出しました・・・。

[58]私は義母が嫌い




「ん??」

スマホが鳴っていることに気付いたゆかさん。画面を見ると、ななみさんからの着信でした。
こんな時間にめずらしいな・・・と思いながら電話に出ると・・・

「もしもーし」

「ゆか・・・・・・?」

「ん?どしたー?」

「・・・実は相談したいことがあって・・・・・・」

「ちょっと待って!?ななみ今どこにいんの!?何か騒がしくない!?」

少し話して周りの騒がしさに気付いたゆかさん。

「職場の最寄り駅・・・」

「えぇ!?今仕事終わったん!?遅くない!?何かあったの!?
とりあえず一回家帰ってからまた電話しよ!?」

ゆかさんにそう言われると

「・・・帰れない」

静かにそう一言返したななみさん。

「え?」

「・・・・・・いきなりごめん。私、もう限界だった・・・」

ゆかさんにそう打ち明けながら涙が溢れるななみさん。

「・・・・・・っ!」

「ぐすっ・・・・・・ぐすっ」

ななみさんの様子から何かあったことを瞬時に察知したゆかさん。

「今すぐ迎え行くからそこで待ってな!」

力強くそう告げました・・・。

続きます。

たに
第二子妊娠中のママです。実録漫画を描いています!

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ななみさんに何かあったことをすぐに察知してくれたゆかさん。友達の存在は本当にありがたいですね。
[ママ広場編集部]

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