にこさんが第3子となる長女いーちゃんを出産したときのお話[17完]です。
出血が止まらず子宮の収縮を促す点滴をするも、それでも収縮が進まなかったにこさん。3回目の点滴をしたところでようやく点滴が効きはじめ強い痛みを感じます。あまりの痛みで会話をする余裕もなくなり、ただ痛みに耐え続け時間が過ぎていく中・・・「あ、あのさ」とご主人が口を開きました。
[完]おなかのあかちゃんが産まれる日~長女編~
子宮収縮を促す点滴の痛みで会話をする余裕もないにこさんに申し訳なさそうに話しかけたご主人。
「あ、あのさ・・・。
まだ面会の時間はあるのだけど長男、次男の対応もあるからそろそろ行こうかな」
その言葉を聞いたにこさんは、今回は感染対策で入院中は面会中止になっていたため
もう少しいてもらいたいという気持ちもありましたが、にこさんが苦しみ続けている姿を
ご主人は見続けることしかできないことと、家でお義母さんと待っている長男くんと次男くんの
対応もあるためご主人には家に戻ってもらうことに。
「早く帰りたいとかではなくて、ずっと痛そうで苦しそうで会話もできないから
いない方が良いのかなって・・・本当だよぉぉぉ」
にこさんにじーっと見つめられ、慌てるご主人。
「いてもいいならまだいるよ!」
「大丈夫!わかってるよ。ほぼ徹夜だもんね。お互いゆっくり休もう・・・!」
申し訳なさそうなご主人に優しく声をかけたにこさん。
長男くん、次男くん、長女ちゃんと3人出産したにこさんは、
妊娠の経過もお産も3人ともそれぞれ違うと実感。
どんな形であれお産は命がけ。
そして、お産を終えても痛みに耐えながら頑張っているママたち。
だからこそ、産後もママに優しく寄り添い労わってあげて欲しいと願うにこさんでした。
にこ
子育て、日常記録を描いています!
長男とーくん(7歳)、次男おーくん(4歳)、長女いーちゃん(1歳)
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本当に・・・人それぞれのお産があり、同じママでも子どもそれぞれで毎回違うお産。妊娠中も出産も産後も・・・パパや家族はママに寄り添い、お互いに労わり合えるといいですよね。
[ママ広場編集部]